ウガンダの治安詳細

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ウガンダの治安

ウガンダは東アフリカに位置し、豊かな自然と多文化社会が特徴です。
治安は都市部では比較的安定していますが、国境地域や内陸部では隣国の紛争の影響や地域間の対立により、局所的な治安リスクが存在します。訪問者は、最新の安全情報を確認し、必要な安全対策を講じることが重要です。

外務省発表の危険レベル

外務省発表の危険レベル

ウガンダは「十分注意してください(レベル1)」に分類されています。
特に南西部の国境地域は治安リスクが高いため、最新情報の確認が必要です。
参考:外務省海外安全ホームページ

10万人あたりの殺人率

殺人率

世界103位/177国中
殺人事件 約6.5件 / 10万人中(最新統計)
参考:世界銀行:ウガンダの殺人率


世界平和度指数

世界平和度指数

世界103位/163国中
※順位が高いほど平和
参考:Global Peace Index 2024


戦争が起きている地域はある?

戦争が起きている地域

隣国の紛争影響地域

ウガンダ国内では大規模な戦争は発生していませんが、隣国コンゴ民主共和国東部での紛争の影響が国境地域に波及し、断続的な武力衝突が報告されています。これにより、特に国境付近では住民の避難や一時的な治安対策が行われるケースがあり、渡航者は絶対に近づかないように、最新の情報を確認する必要があります。

内陸部の局所的衝突

また、ウガンダ内陸部では、民族間対立や政治的不安定により、短期間の武力衝突が発生することがあります。これらの衝突は予測が困難で、急激な情勢変化が生じる可能性があるため、渡航者は十分な安全対策と避難計画を策定する必要があります。

都市部での偶発的事件

主要都市では、時折デモや抗議活動が発生し、局所的な衝突や暴動に発展することがありますが、迅速な警察対応により収束する傾向があります。渡航者は都市部でも基本的な安全対策を講じ、最新の治安情報を確認することが重要です。

ギャング、マフィア、やくざはいる?

ギャング、マフィア、やくざ

都市部での地域密着型犯罪グループ

ウガンダでは、特にカンパラなどの主要都市において、地域に根ざした軽犯罪グループが活動しています。これらのグループは、窃盗や詐欺、誘拐などを組織的に行い、地域ごとの治安に影響を与えています。政府の取り締まりにより大規模な組織犯罪には発展しにくいものの、訪問者は十分な注意が必要です。

反政府勢力との連携

また、一部地域では、反政府勢力や武装集団が犯罪ネットワークと連動して活動するケースも報告されています。これにより、暴力事件が局所的に発生するリスクがあり、最新の治安情報に基づいた行動が求められます。通常の安全対策を守ることでリスクは低減されますが、警戒は必要です。

最新安全対策と監視体制

ウガンダ政府は、最新の監視技術と警備体制を強化しており、地域ごとの犯罪抑止に努めています。これにより、訪問者に対する危険は極力低減され、通常の注意を払えば安心して滞在できる環境が整えられています。

ウガンダの最近の重大事件

  • 2025年1月:カンパラでのエボラ出血熱発生と武装衝突
    カンパラでエボラ出血熱と同時に局所的な武装衝突が発生し、住民の避難が報告されました。
    参考)ロイター
  • 2024年12月:東部での地滑りと抗議衝突
    東部で大規模な地滑りと抗議衝突が発生し、避難者が出ました。
    参考)ロイター
  • 2024年8月:カンパラ近郊での大規模爆発事件
    カンパラ周辺で爆発事件が発生し、複数の死傷者が報告されました。
    参考)ロイター

まとめ

ウガンダは多文化社会である一方、地域によって治安にばらつきがあり、特に国境付近や内陸部でのリスクが指摘されています。
最新情報の確認と十分な安全対策を徹底することで、安心して訪問できる環境が整います。訪問前には、目的地ごとの治安状況を十分に把握することが重要です。