
世界最小の島国の一つ、ナウル。リン鉱石採掘で栄えた歴史を持つこの国について、外務省は「治安状況はおおむね良好」としながらも、強盗や窃盗などの犯罪が少数ながら発生していると注意を促しています。この記事は、外務省の一次情報だけを根拠に、ナウルの治安の「今」を整理したものです(記事内容の確認日: 2026年7月15日)。
この記事でわかること
- 外務省の危険情報は発出されているか
- ナウルで実際に起きている犯罪と、旧鉱山跡・海岸など地形特有の危険
- 飲酒ルールと緊急時にタップで発信できる連絡先
外務省の危険情報
ナウル全土について、外務省は危険情報を発出していません(確認日時点)。
出典: 外務省 海外安全ホームページ「ナウル」危険・スポット・広域情報(2026年7月15日確認)
犯罪の実情
外務省の安全対策基礎データによると、ナウルの治安状況は「おおむね良好」とされていますが、強盗、窃盗、違法薬物、性的犯罪といった悪質犯罪が少数ながら発生していることが報告されています。ホテル内での盗難事例も確認されており、貴重品管理には常時の注意が必要です。犯罪発生件数の統計は公表されていませんが、外務省は華美な装飾品を身につけない、現金や貴重品の携行を最小限にとどめるなど、基本的な防犯意識を持つことを推奨しています。
出典: 外務省「ナウル」安全対策基礎データ・犯罪発生状況(2025年5月23日更新)
防犯の基本
目立たない服装・持ち物を心がけることが、強盗・スリ被害を避ける最も有効な対策とされています。
飲酒が可能な店の周辺では、飲酒に起因する暴力事件(けんか)に巻き込まれないよう注意が必要です。
夜間に外出する際は、できるだけ単独行動を避けるよう外務省は呼びかけています。
外出時はホテルのフロント等で現地事情を確認し、島内部や集落へ不意に立ち入らないよう注意してください。
出典: 外務省「ナウル」安全対策基礎データ・防犯対策(2025年5月23日更新)
知らないと危ないルール・タブー
ナウル人のほとんどはキリスト教徒(カトリック系約70%、プロテスタント系約30%)です。違法薬物の所持は当国法令で禁止されており、日本の大麻取締法の国外犯処罰規定の対象にもなります。
出典: 外務省「ナウル」安全対策基礎データ・滞在時の留意事項/風俗、習慣、健康等(2025年5月23日更新)
緊急時の連絡先 ― このページを保存しておいてください
スマホからは番号をタップするとそのまま発信できます。ナウルには日本国大使館がないため、事故等に遭われた場合は現地警察と大使館の両方に連絡してください。
| 病院 | 444-3883 |
|---|---|
| 観光局 | 444-3252 / 444-3113 |
| 在フィジー日本国大使館(ナウルを兼轄) | (国番号679)330-4633 ※ナウルに日本大使館はなく、在フィジー大使館が兼轄しています |
出典: 外務省「ナウル」安全対策基礎データ・緊急時の連絡先(2025年5月23日更新)
まとめ ― 覚えるのは3つだけ
- 治安は概ね良好、ただし油断は禁物:強盗・窃盗・薬物・性的犯罪が少数ながら発生しています
- 地形特有の危険を知っておく:リン鉱石採掘跡の深い穴、鋭い岩礁とサメがいる海岸。安全な場所以外での遊泳は避けてください
- 大使館はフィジーにある点に注意:緊急時は現地警察と在フィジー日本国大使館の両方に連絡してください
ナウルは犯罪面のリスクは比較的低い一方、独特の地形や物資不足など島国特有の注意点があります。基本的な防犯意識と自然環境への理解があれば、安心して過ごせます。
本記事の内容はすべて各節に示した外務省の公開情報(2026年7月15日確認)に基づいています。渡航前には必ず外務省 海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。