モルディブ旅行費用はいくら?送迎費と税金で総額が変わる目安

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Photo: Martin Falbisoner / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

モルディブ旅行の費用は、宿泊費そのものよりも「送迎費」と「税金」で総額が跳ね上がります。3泊5日でも総額は約20万円台〜35万円台と幅が大きいのが実情です。本記事では総額の目安から送迎・宿泊・税金・節約法・入国手続きまで、費用が膨らむ順に整理して解説します。

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モルディブ旅行の総額はいくらか

結論から申し上げると、1人あたりの総額は3泊5日で約20万〜35万円前後が目安になります。4泊6日なら約30万〜50万円前後、5泊6日なら約35万〜60万円前後まで上がるとされています。この総額を分解すると、宿泊費だけでなく送迎費や税金の存在が大きいと分かります。

  • 3泊5日:約258,500円〜(HIS目安)/約20万〜35万円前後(トラベル・スタンダード・ジャパン目安)
  • 4泊6日:約306,000円〜(HIS目安)/約30万〜50万円前後(トラベル・スタンダード・ジャパン目安)
  • 5泊6日:約35万〜60万円前後(トラベル・スタンダード・ジャパン目安)

出典: HIS「モルディブ旅行の費用はどのくらい?」/確認日 2026-08-10
出典: トラベル・スタンダード・ジャパン「モルディブ旅行費用はいくら?」/確認日 2026-08-10

2社の目安には幅がありますが、日数が延びるほど総額が伸びる点は共通しています。この総額の内訳を見ると、宿泊費以上に大きい項目があります。特に「送迎費」は航空券に次ぐ規模で、見落とされやすい費目です。次の見出しでは、その中身を見ていきます。

費用が高くなる最大の理由は「送迎」

モルディブのラグーンを飛ぶ水上飛行機。空港からリゾートへの送迎手段のひとつ
空港からリゾートへ向かう水上飛行機。HISの目安では片道約73,500円〜(Photo: Nattu / CC BY 2.0 via Wikimedia Commons

モルディブは島ごとにリゾートが分かれており、空港からリゾートまでの移動が必ず発生します。この送迎費が航空券に次ぐ大きな出費になりやすい点が特徴です。移動手段はスピードボート・水上飛行機・国内線の3種類が主に使われています。

  • スピードボート:片道約17,600円〜(HIS)/片道1〜2万円(トラベル・スタンダード・ジャパン)
  • 水上飛行機:片道約73,500円〜(HIS)/片道3〜5万円(トラベル・スタンダード・ジャパン)
  • 国内線:約47,850円〜(HIS)

出典: HIS「モルディブ旅行の費用はどのくらい?」/確認日 2026-08-10
出典: トラベル・スタンダード・ジャパン「モルディブ旅行費用はいくら?」/確認日 2026-08-10

水上飛行機はHISの目安で片道約73,500円〜のため、往復では15万円近くに達する計算です。遠方の島を選ぶほど、送迎費の比重は増していきます。リゾート選びの段階で送迎方法まで確認しておくと安心です。続いて、宿泊費の相場をランク別に見ていきます。

宿泊費はランクでどう変わるか(水上ヴィラ)

ラグーンに並ぶモルディブの水上ヴィラ。宿泊ランクの最上位にあたる
ラグーンに並ぶ水上ヴィラ。1泊2名で30〜50万円超という価格帯にあたる(Photo: Matheenfaiz / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

宿泊費はランク差が非常に大きく、エコノミーと水上ヴィラでは1泊あたり数万円〜数十万円の差が出ます。同じ日数でも、客室タイプで総額は大きく変わります。予算を決める際は、宿泊ランクを先に絞り込むことが重要です。単位が1泊1名か1泊2名かで異なる点にもご注意ください。

1泊1名あたりの目安(HIS)

  • スタンダード:約20,000円〜
  • スーペリア:約45,000円〜
  • デラックス:約70,000円〜
  • ラグジュアリー:約90,000円〜

1泊2名あたりの目安(トラベル・スタンダード・ジャパン)

  • エコノミー:3〜6万円
  • ミドルクラス:6〜15万円
  • ラグジュアリー:15〜30万円以上
  • 水上ヴィラ:30〜50万円超

出典: HIS「モルディブ旅行の費用はどのくらい?」/確認日 2026-08-10
出典: トラベル・スタンダード・ジャパン「モルディブ旅行費用はいくら?」/確認日 2026-08-10

水上ヴィラとエコノミーでは、1泊で数十万円の差が生まれることもあります。宿泊ランク選びは、そのまま総額に直結すると考えてよいでしょう。さらに、ここへ税金と現地物価が上乗せされます。次の見出しでは、その見落とされがちな費用を確認しておきましょう。

見落とされがちな税金と現地の物価

モルディブでは宿泊税(グリーンタックス)と出国税が、2024〜2025年に相次いで引き上げられました。事前に加味しないと、想定予算より総額が膨らみやすくなります。TGSTと呼ばれる税率も引き上げの対象です。改定の内容を整理します。

  • グリーンタックス:2025年1月宿泊分から、アイランドリゾートは1人1泊US$6→US$12に改定(50室以下の施設・ゲストハウスはUS$3→US$6)
  • 空港税(出国税):2024年12月1日発券分から、エコノミーUS$30→US$50、ビジネスUS$60→US$120に変更
  • TGST(観光物品サービス税):2025年7月1日から16%→17%に引き上げ

出典: グルーヴィーモルディブ「モルディブ宿泊税(Green Tax)の改定に関して」/確認日 2026-08-10
出典: ワールドエクスプローラ「モルディブ空港税が値上げ・その他税金も変更」/確認日 2026-08-10
出典: Travel Trade Maldives「Maldives Increases Tourism Taxes, TGST to 17%」/確認日 2026-08-10

現地の飲食物価(HIS目安)

  • ミネラルウォーター1L:約810円
  • ビール:約1,290円
  • ランチ:約8,080円前後
  • ディナー:約16,160円前後

食費は3泊5日で約45,000円〜、4泊6日で約60,000円〜が目安とされています。ディナー1回で約16,160円前後かかる点は見逃せません。税金と物価まで積み上げると、総額は宿泊費だけの想定を確実に上回ります。次は、この総額を抑える現実的な方法を見ていきます。

出典: HIS「モルディブ旅行の費用はどのくらい?」/確認日 2026-08-10

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総額を左右するのは宿泊ランクです。同じ日程でも客室タイプを比べておくと、予算の上限が決めやすくなります。
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費用を抑える現実的な方法

費用を抑える軸は「時期」と「食事プラン」の2つに絞られます。どちらも予約段階で選べる要素です。送迎費や税金のように固定で発生する費用とは違い、調整の余地があります。具体的な選択肢を整理します。

  • 雨季(5〜10月)を狙う:価格が20〜30%ほど下がる時期とされています
  • オールインクルーシブを検討する:食事代を別払いにすると1日あたり1〜3万円の追加になりやすいとされています
  • 航空券の時期をずらす:往復10万〜25万円が通常期の目安ですが、繁忙期は30万円を超えることもあります

出典: トラベル・スタンダード・ジャパン「モルディブ旅行費用はいくら?」/確認日 2026-08-10

雨季を選べば価格が20〜30%ほど下がるとされ、効果は小さくありません。ただし送迎費や税金は避けられない固定費である点も忘れないでください。費用の見通しが立ったら、次は手続きの確認です。最後に、出発前に必要な準備を整理します。

出発前の手続き(ビザ・IMUGA)

モルディブは到着時に30日間の無料ビザが発給されるため、事前申請は不要とされています。全ての国籍が対象で、事前の手数料も発生しません。ただし、渡航前にオンラインでの申告が別途必要です。必要な条件を整理します。

  • ビザ:全国籍対象、到着時30日間無料、事前申請・手数料は不要
  • 旅券:機械読取式(MRZ付き)で、到着日時点で残存1か月以上が必要
  • IMUGA:渡航96時間前以内にオンラインで提出(無料、専用ポータルで手続き)
  • 携行資金:出国用航空券に加え、US$100+1日あたりUS$50、またはリゾート・ホテルの予約確認が必要

出典: Maldives Immigration/確認日 2026-08-10

ビザ自体は無料でも、IMUGAの未提出や旅券の残存期間不足は入国時のトラブルにつながります。携行資金の条件もあり、予約確認書が必要になる場合もあります。出発前の準備は、費用の計画と同じくらい丁寧に行いたいところです。ここまでの内容を、日数別の一覧に整理します。

日数別 費用の目安 比較表

ここまで紹介した総額の目安を、日数別に一覧にまとめました。同じ日数でも出典によって示し方が異なる点にご注意ください。自分の旅行スタイルに近いほうを目安にすると、予算が組みやすくなります。

日数 総額目安(1人) 出典
3泊5日 約258,500円〜/約20万〜35万円前後 HIS/トラベル・スタンダード・ジャパン
4泊6日 約306,000円〜/約30万〜50万円前後 HIS/トラベル・スタンダード・ジャパン
5泊6日 約35万〜60万円前後 トラベル・スタンダード・ジャパン

日数が延びるほど、宿泊費に加えて送迎費や税金の負担も積み上がります。片道約73,500円〜の水上飛行機の送迎費は、スタンダード客室1泊分(約20,000円〜)を大きく上回ります。表の総額だけでなく、内訳まで意識しておくと安心です。最後に、細かい疑問をまとめて見ていきます。

よくある質問

モルディブ旅行の費用が高くなる一番の理由は何ですか。

宿泊費そのものより、空港からリゾートまでの送迎費が大きな要因になりやすいとされています。水上飛行機を使う場合、片道約73,500円〜が目安です。スピードボートなら片道約17,600円〜に抑えられるケースもあります。移動手段で総額が大きく変わる点にご注意ください。

税金はどのくらい上乗せされますか。

グリーンタックスは1人1泊US$12(アイランドリゾートの場合)が目安で、出国税はエコノミークラスでUS$50とされています。50室以下の施設ではグリーンタックスはUS$6です。TGSTも17%に引き上げられており、予約段階では見えにくい費用と言えます。

ビザは事前に取得する必要がありますか。

到着時に30日間の無料ビザが発給されるため、事前申請は不要とされています。旅券は機械読取式(MRZ付き)で、到着日時点の残存期間が1か月以上必要です。ただしIMUGAは渡航96時間前以内の提出が必要ですので、こちらは忘れずに行ってください。

費用を抑えるならどの時期がよいですか。

雨季とされる5〜10月であれば、価格が20〜30%ほど下がるとされています。オールインクルーシブでない場合、食事代だけで1日あたり1〜3万円ほどの追加になることもあります。プランの内容とあわせて検討すると、総額を抑えやすくなります。

まとめ

モルディブ旅行の総額は、3泊5日で約20万〜35万円前後、4泊6日で約30万〜50万円前後が目安です。金額を押し上げるのは宿泊費だけでなく、送迎費と税金でした。水上飛行機の送迎費やグリーンタックス・出国税を先に織り込んでおくことが大切です。

そのうえで、雨季を選ぶ、オールインクルーシブを活用するといった工夫が効いてきます。送迎手段の選択だけでも、総額は数万円単位で変わります。予約前に「宿泊費+送迎+税金」の3点をセットで見積もっておきましょう。

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