台湾のコンセントは、日本と同じ形状のものが主流です。そのため、多くの場合は変換プラグなしでそのまま挿せます。ただし、電圧の違いや家電の種類によっては注意が必要です。この記事では、コンセントの形状や電圧の違いから、使える家電の見分け方、変換プラグや変圧器の要否、ホテルでの充電のコツまで順番に解説します。
台湾のコンセントは日本と同じ形|まず結論
結論から言うと、台湾のコンセントは日本と同じAタイプ(平たいピン2本)が主流です。変換プラグは基本的に不要で、そのまま差し込めます。
- 変換プラグ:主流はAタイプのため、基本的に不要
- 変圧器:100-240V対応の充電器なら不要
- 注意が必要なもの:100V専用のドライヤーなど高出力の家電
海外旅行では、渡航先ごとにプラグ形状を調べ直すのが普通です。その点で台湾は、日本人旅行者にとって例外的に準備が軽い行き先だといえます。空港に着いてから変換プラグを探し回る必要は、基本的にありません。
ただし、形が合うことと、そのまま安全に使えることは別問題です。差し込めるかどうかと壊れずに動くかどうかは、まったく別の話だからです。次の見出しでは、形は同じでも注意したい電圧の違いについて見ていきます。
出典: 地球の歩き方「台湾のコンセント事情」/確認日 2026-08-12
形は同じでも電圧は110V|日本との10Vの差
台湾の電圧は110V、周波数は60Hzです。日本は100Vで、周波数は東日本50Hz・西日本60Hzと分かれています。つまり、台湾の周波数は西日本と同じです。
| 地域 | 電圧 | 周波数 |
|---|---|---|
| 日本(東日本) | 100V | 50Hz |
| 日本(西日本) | 100V | 60Hz |
| 台湾 | 110V | 60Hz |
日本と台湾の電圧差は10Vです。わずかな差ですが、100V専用に作られた製品には負担になることがあります。現在販売されている大半の電化製品は、50Hz/60Hzの両方に対応しています。次は、そのまま使える家電と使えない家電の見分け方を見ていきます。
出典: トリファ「台湾の電圧は日本とどう違う?」/確認日 2026-08-12
そのまま使える家電・使えない家電の見分け方
判断の基準は、ACアダプターの表示を確認することです。「INPUT 100-240V」と書かれていれば、台湾でもそのまま使えます。
確認する場所は「INPUT」の1行だけ

充電器の本体やACアダプターには、細かい文字で仕様が刻印されています。見るべきなのはINPUT(または「入力」)と書かれた行だけです。ここに「100-240V」とあれば、世界の主要な電圧に対応した製品です。
出発前に、持っていく機器を机の上に並べてみてください。1台あたり10秒ほどで確認が終わります。この作業だけで、現地での故障トラブルはほぼ防げます。
機器ごとの目安
- スマホ・タブレットの充電器:100-240V対応表記が多く、そのまま使えることが多い
- ノートPCの電源アダプター:同様に100-240V表記なら問題なく使える
- カメラの充電器:表示を確認すれば安心して使える
- 日本国内専用のドライヤーやヘアアイロン:100V専用表記のものは故障のおそれがある
「100V」としか書かれていない製品は、110Vにつなぐと過電圧による故障や発熱のリスクがあります。100V専用のドライヤーなどを使うなら、短時間にするといった工夫が望ましいです。安全を優先するなら、100-240V対応の海外兼用製品を選びましょう。では、台湾でときどき見かける3つ穴コンセントや220V表記は何を意味するのでしょうか。
3つ穴コンセントと220Vコンセントの正体
台湾にはアース付きの3つ穴コンセントもあります。上の穴がアース用で、日本のAタイプのプラグはそのまま差し込めます。

台湾では110Vと220Vの両方が供給されています。220Vはエアコンや給湯器など高出力機器用で、その旨が表示されています。通常の壁コンセントは110Vなので、旅行者が使うのはほとんどこちらです。台湾には、Cタイプ・Oタイプのコンセントが一部で見られることもあります。
では、変換プラグや変圧器は結局のところ持っていくべきなのでしょうか。次の見出しで整理します。
出典: RS台湾「台灣電壓是多少?家用插座規格與種類完整指南」/確認日 2026-08-12
電源はそのままでも、通信は別に用意が必要です。eSIMならアプリだけで開通でき、到着後すぐにネットへつながります。
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変換プラグ・変圧器は結局いるのか
結論として、変換プラグは基本的に不要です。台湾のコンセント形状は日本と同じAタイプが主流だからです。
- スマホ・PCなど100-240V対応機器:変換プラグも変圧器も不要
- 100V専用のドライヤーなど:変圧器を使うか、海外兼用製品に切り替える
- 3つ穴コンセントの機器:日本のAタイププラグがそのまま差し込める
台湾に多いのは日本と同じAタイプなので、荷物を増やしたくない場合は最小限で済みます。心配な人は、念のため変換プラグを1つ持っておくと安心です。
変圧器を持っていくべきかの考え方
変圧器は本体が重く、荷物を大きく圧迫します。台湾と日本の電圧差は10Vしかないため、変圧器を持ち込む旅行者は多くありません。100V専用の美容家電をどうしても使いたい場合にだけ、検討すればよい道具です。
より現実的なのは、100-240V対応の海外兼用モデルに買い替える方法です。海外兼用のドライヤーやヘアアイロンなら、変圧器なしでそのまま使えます。今後ほかの国へ行く予定があるなら、こちらのほうが結果的に身軽になります。
次は、ホテルや移動中の充電で困らないコツを見ていきます。
ホテルと移動中の充電で困らないコツ
台湾のホテルは、客室内で充電しやすい環境が整っていることが多いです。特に高級ホテルやビジネスホテルでは、コンセントの数が多い傾向があります。
最近建設された新しいホテルでは、あらゆる形状のプラグを差せる全世界対応型のコンセントが設置されている場合もあります。移動中に充電したい場合も、日本の充電器をそのまま持っていけば困る場面は少ないでしょう。
- ホテルの部屋:コンセント数が多く、複数機器を同時充電しやすい
- 新しいホテル:全世界対応コンセントがあることも
- 移動中:100-240V対応の充電器を持っていれば安心
コンセントの数に余裕があっても、ベッドから遠い位置にしかないことはあります。短いケーブルしか持っていないと、充電しながらスマホを使えません。少し長めの充電ケーブルを1本入れておくと、滞在中の使い勝手が上がります。
ここまでの内容を、最後に表とよくある質問で確認しておきましょう。
日本と台湾の電源事情 早見比較表
| 項目 | 日本 | 台湾 |
|---|---|---|
| 電圧 | 100V | 110V(高出力機器用に220Vもあり) |
| 周波数 | 東日本50Hz・西日本60Hz | 60Hz |
| 主なプラグ形状 | Aタイプ(平型2ピン) | Aタイプ(平型2ピン) |
| 変換プラグ | – | 基本的に不要 |
| 変圧器 | – | 100-240V対応機器なら不要 |
出典: まっぷるウェブ「台湾旅行前に要チェック!コンセントの形状について徹底解説!」/確認日 2026-08-12
よくある質問
Q. 台湾で変換プラグは必要ですか?
A. 台湾のコンセントは日本と同じAタイプが主流なので、基本的に変換プラグは不要です。日本で使っている充電器を、そのまま持っていけば足ります。ただしCタイプやOタイプが一部で見られることもあります。不安なら1つだけ入れておくと安心です。
Q. 日本のドライヤーはそのまま使えますか?
A. 100V専用のドライヤーは、110Vの台湾で使うと故障のおそれがあります。どうしても使う場合は、短時間の使用にとどめる工夫が望ましいです。安全を優先するなら、100-240V対応の海外兼用製品を選びましょう。
Q. スマホの充電器はそのまま使えますか?
A. ACアダプターに「INPUT 100-240V」と表示されていれば、そのまま使えます。近年の充電器はほとんどがこの表示に該当します。表示が「100V」だけの場合は、台湾で使わないでください。
Q. 台湾の220Vコンセントとは何ですか?
A. エアコンや給湯器など高出力機器専用のコンセントで、その旨が表示されています。通常の壁コンセントは110Vなので、旅行者が触れる機会はほとんどありません。表示のないコンセントを選べば問題ありません。
Q. 周波数の違いは気にしなくてよいですか?
A. 台湾は60Hzで、これは西日本と同じです。現在販売されている大半の電化製品は50Hz/60Hzの両方に対応しています。そのため、周波数を理由に使えなくなる機器はほとんどありません。
まとめ
台湾のコンセントは日本と同じAタイプが主流で、変換プラグは基本的に不要です。電圧は110Vで、日本の100Vとは10Vの差があります。
ACアダプターに「100-240V」と表示された機器は、そのまま安心して使えます。100V専用の製品は、変圧器の利用や海外兼用製品への切り替えを検討しましょう。ホテルではコンセント数が多いことも多く、充電に困る場面は少ないでしょう。