韓国へ2泊3日で行くとき、総額だけを先に決めると見落としが生まれます。まず確定している固定費を押さえ、航空券本体と宿泊、現地費用を順に足す方法が明快です。この記事では、公式に確認できる数値だけを使って整理します。
結論として、航空券本体と宿泊費を除く固定費は17,800円です。①航空券まわり、②入国手続き、③宿泊、④現地交通、⑤変更点の順に確認します。その後、よくある疑問と見積もりの要点をまとめます。
韓国旅行2泊3日の費用はどう決まるか(先に結論)
2泊3日の費用は、確定している固定費、自分で選べる費用、現地で使う費用に分けると整理できます。固定費は17,800円です。この額に航空券本体、宿泊、交通などを足して、自分の総額を作ります。
- 確定している固定費:燃油サーチャージ、出国税、K-ETA申請料をまとめます。
- 自分で選べる費用:航空券本体と宿泊は、選ぶ条件によって変わる枠として扱います。
- 現地で使う費用:地下鉄やタクシーは、行動予定に合わせて積み上げます。
固定費の内訳は、ANAの燃油サーチャージ往復14,800円、出国税3,000円、K-ETA申請料0円です。航空券本体と宿泊費は含みません。変わる費用を無理に一つの相場へまとめないことが大切です。
| 費用の枠 | 見積もり方 |
|---|---|
| 固定費 | 17,800円を先に置く |
| 選べる費用 | 航空券本体と宿泊を足す |
| 現地費用 | 移動回数などから足す |
ここまでで見積もりの土台ができました。次は、固定費の大部分を占める燃油サーチャージと、2026年に変わった出国税を分けて確認し、航空券の表示額を見るときの迷いを減らします。
出典: ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」、観光庁「観光施策を充実・強化するための国際観光旅客税の拡充」、在大韓民国日本国大使館「韓国政府による電子旅行許可制の一時免除措置の期間延長について」/確認日 2026-08-10
①航空券にかかる費用:燃油サーチャージと出国税
ANAで2026年7月1日から8月31日に購入する日本発の韓国線は、燃油サーチャージが片道7,400円です。往復は14,800円となり、示された全路線の中では最も安い区分です。
| 日本発の区分 | 片道 |
|---|---|
| 韓国・ロシア | 7,400円 |
| 東アジア(韓国を除く) | 15,400円 |
| ハワイ・インド・インドネシア | 40,400円 |
| 欧州・北米・中東・オセアニア | 65,000円 |
出国税は、2026年7月1日以降、日本からの出国1回につき3,000円です。それ以前の1,000円から、1人あたり2,000円増えました。航空会社が航空券代金に上乗せして徴収し、国へ納付します。
燃油額は市場の燃油価格により変動します。この購入期間の額は、政府による緊急的激変緩和措置の効果を踏まえて軽減され、政府認可申請中です。航空券本体とは別の固定費として切り分けて確認しましょう。
航空券には複数の費用が重なるため、本体運賃だけで判断できません。次は、入国前に別の申請費が必要なのかを確認します。現在のK-ETA一時免除を知れば、不要な支払いを避けられます。
出典: ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」、国税庁「国際観光旅客税について」/確認日 2026-08-10
②入国手続きの費用:K-ETAは当面ゼロ円
日本人に対するK-ETAの一時免除は、2026年12月31日まで続きます。そのため、この期間の申請料は0円として固定費を組み立てられます。申請料を旅行予算へ重ねて入れないようにします。
韓国政府は2025年12月23日、日本を含む対象国・地域の国民への一時免除延長を公表しました。対象期間の終わりを確認して見積もります。
免除の扱いは、航空券本体や宿泊とは性質が異なります。選び方で安くする費用ではなく、渡航時期に応じて要否を確認する項目です。2026年内の旅行では、固定費の表に0円と明記すると重複を防げます。
手続き費を整理した後は、価格が決まっていない宿泊費を扱います。公式の相場がない以上、具体額を置くのではなく、比較する条件をそろえることが重要です。次の見出しで見積もり方を絞ります。
出典: 在大韓民国日本国大使館「韓国政府による電子旅行許可制(K-ETA)の一時免除措置の期間延長について」/確認日 2026-08-10
③宿泊費の考え方
宿泊費は、固定費17,800円へ別枠で足して見積もります。公式の決まった相場を置けないため、具体的な宿泊金額は設定しません。候補を比較するときは、税や手数料を含む総額に条件をそろえます。
- 固定費と分ける:先に確定費を置き、宿泊費は後から加えます。
- 総額で比べる:表示条件をそろえ、税と手数料を含めて確認します。
- 変動枠にする:宿泊候補が変わったら、この枠だけを差し替えます。
この方法なら、宿泊候補を変えるたびに見積もり全体を作り直す必要がありません。確定した費用を残し、宿泊の総額だけを入れ替えられます。航空券本体も同じく、自分で選べる費用として扱います。
宿泊の変動枠を分けたら、次は公式運賃から現地の移動費を作れます。地下鉄を中心にする場合と、深夜タクシーを加える場合を比べ、行動予定が予算へどう反映されるかを確認しましょう。
④現地交通費:地下鉄1,550ウォン・タクシー4,800ウォン

現地交通費は、利用回数から積み上げられます。地下鉄の一般料金は交通カードで1,550ウォン、約176円です。2泊3日に1日4回ずつ、合計12回なら18,600ウォン、約2,115円です。
| 項目 | 運賃と概算 |
|---|---|
| 地下鉄・交通カード | 1,550ウォン/約176円 |
| 地下鉄・早朝割引 | 1,240ウォン/約141円 |
| タクシー昼間初乗り | 4,800ウォン/約546円 |
| タクシー23〜2時初乗り | 6,700ウォン/約762円 |
早朝割引は、6時30分以前に使う最初の公共交通手段の基本料金が20%割引です。1回券は交通カードより100ウォン高くなります。交通カードを使うなら、乗車時と下車時の両方でタッチが必要です。
統合乗換割引は、乗り換えが30分以内なら適用されます。21時から7時までは60分以内です。基本距離10kmを超えると、5kmごとに100ウォンが加算され、無料乗換は5回搭乗までです。
地下鉄12回のうち2回を23時から2時のタクシー初乗り区間に置き換えるモデルでは、13,400ウォン、約1,524円が追加されます。タクシーは距離や時間、深夜、市界外の条件でも加算があります。円換算には、2026年8月10日10時26分時点のT.T.S.、100ウォンあたり11.37円を使っています。交通費の仕組みを押さえたところで、2026年に増えた負担と、据え置かれた扱いを整理します。
出典: ソウル市公式サイト「地下鉄」、ソウル市公式サイト「タクシー」、三菱UFJ銀行「外国為替相場一覧表」/確認日 2026-08-10
⑤2026年に上がったもの・変わらないもの

2026年は出国税が1人あたり2,000円増えました。一方、K-ETAの一時免除は年末まで続きます。燃油サーチャージは市場により変動するため、購入期間に対応する公表額を確認する必要があります。
| 項目 | 2026年の要点 |
|---|---|
| 出国税 | 3,000円、引き上げ分は2,000円 |
| 燃油サーチャージ | ANAの対象購入期間は往復14,800円 |
| K-ETA | 12月31日まで一時免除 |
2026年6月30日までに発券された一定の航空券などには、出国税の経過措置があります。その場合は引き上げ前の1,000円が適用されます。出国日だけで決めつけず、発券時期と適用条件を確認します。
変わった項目を確認すると、古い税額のまま見積もる誤りを防げます。それでも、最終総額や課税回数には迷いが残りやすいものです。次は、2泊3日の予算作りで生じる代表的な疑問に答えます。
出典: 観光庁「観光施策を充実・強化するための国際観光旅客税の拡充」、ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」、在大韓民国日本国大使館「K-ETAの一時免除措置の期間延長について」/確認日 2026-08-10
よくある質問
総額は一律の相場ではなく、確定費と変動費を積み上げて考えます。ここでは、最終予算、出国税の回数、経過措置、問い合わせ先の4点を確認します。条件を一つずつ分ければ判断しやすくなります。
- 予算:固定費を起点に変動費を足します。
- 税:課税される場面と経過措置を分けます。
- 相談:問い合わせ内容に合う窓口を選びます。
Q. 2泊3日で結局いくら見ておけばいい?
まず固定費17,800円を置きます。そこへ航空券本体、宿泊費、現地費用を加えてください。宿泊は税と手数料込みの総額で比較します。現地交通は地下鉄の回数と、タクシーへ置き換える回数から積み上げます。
Q. 出国税は往復でかかる?
国際観光旅客税は、日本からの出国1回につき課税されます。韓国旅行の往路で日本を出国するときの1回分として扱います。2026年7月1日以降は3,000円ですが、経過措置の対象は異なります。
Q. 6月30日までに買った航空券はどうなる?
2026年6月30日までに発券された一定の航空券などで出国する場合は、経過措置があります。引き上げ前の税率である1,000円が適用されます。購入日だけでなく、発券と適用条件を確認してください。
Q. 現地で困ったときの問い合わせ先は?
韓国観光案内は韓国国内から1330、海外からは+82-1330で、年中無休24時間です。出入国、ビザ、滞在などは外国人総合案内センターの1345、または+82-2-1345へ問い合わせます。
疑問を分けて確認すれば、確定していない費用まで断定せずに済みます。最後に、出発前に見直す順序をまとめます。固定費、変動費、現地交通の順で点検し、自分の総額を完成させましょう。
出典: 国税庁「国際観光旅客税について」、ソウル市公式サイト「地下鉄」/確認日 2026-08-10
まとめ
韓国旅行2泊3日の見積もりは、固定費17,800円から始めると明快です。航空券本体と宿泊費を別に足し、現地交通は利用回数で積み上げます。確定額と変動額を混ぜないことが、予算作りの要点です。
固定費を置き、航空券本体と宿泊の総額を足します。次に交通の利用回数を反映し、出国税の経過措置とK-ETA免除の対象期間を確かめます。
ANAの対象購入期間では、燃油サーチャージ往復14,800円と出国税3,000円が固定費の中心です。K-ETA申請料は2026年12月31日まで0円です。渡航条件に合う最新の公表内容を確認してください。
宿泊費は具体的な相場を決めず、税と手数料込みで候補を比べます。現地では地下鉄とタクシーの使い分けを予定へ落とし込みます。この順序なら、選択を変えた部分だけ差し替えて予算を更新できます。
まず固定費の表を控え、予約候補の航空券本体と宿泊総額を加えてください。そのうえで移動予定を数えれば、根拠のある総額になります。確定した数字と、自分で選ぶ金額を最後まで分けて管理しましょう。
出典: ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」、観光庁「国際観光旅客税の拡充」/確認日 2026-08-10