
インド洋のリゾート国モーリシャス。外務省の危険情報は出ておらず、周辺諸国と比べると治安状況は良好とされていますが、麻薬取引の拡大に伴う強盗の増加や、日本人が遭いやすい盗難被害への注意が呼びかけられています。この記事は、外務省の一次情報だけを根拠に、モーリシャスの治安の「今」を整理したものです(記事内容の確認日: 2026年7月21日)。
この記事でわかること
- 危険情報なしでも増加している「麻薬欲しさの強盗」の実態
- 日本人が遭いやすい盗難被害の発生場所(首都ポートルイス)
- 2013年・2024年の豪雨被害から学ぶ自然災害への備え
外務省の危険情報 ― 発出なし
全土が対象。周辺諸国と比較すると一般的に治安状況は良いとされる
モーリシャスに外務省の危険情報は発出されていません。モーリシャス政府は治安対策に力を入れており、凶悪犯罪は少なく、周辺諸国と比較すると一般的に治安状況は良いとされています。
出典: 外務省 海外安全ホームページ「モーリシャス」危険・スポット・広域情報(2026年7月21日確認)
犯罪の実情 ― 麻薬欲しさの強盗が増加、日本人はスリ・置き引きに注意
空き巣、車上狙い、スリ、ひったくり等の一般犯罪が散発しているほか、夜間には旅行者を狙った強盗事件も発生しています。近年は麻薬取引が一般市民にも広がっており、麻薬欲しさに金品を強奪するケースが増えているとされています。
日本人が遭遇しやすい犯罪は主に盗難被害で、雑踏の中でのスリ、ひったくり、置き引きです。特に首都ポートルイス市内の商店街等でこうした犯罪が発生しています。夜間はポートルイス市内をはじめモーリシャス全土で急激に人通りがなくなるため、一人歩きは危険とされています。
出典: 外務省「モーリシャス」安全対策基礎データ・犯罪発生状況、日本人の被害例(2025年7月11日更新・2026年7月21日確認)
自然災害 ― 豪雨による死傷者を伴う被害も
2013年3月および2024年1月には、豪雨により土砂流や地下歩道の冠水等、死傷者を伴う被害が発生しました。下水は自然浸透処理させている地域が多いため、大雨の後は上水道が汚染されている可能性がある点にも注意が必要です。
出典: 外務省「モーリシャス」安全対策基礎データ・滞在時の留意事項(自然災害)(2025年7月11日更新・2026年7月21日確認)
防犯の基本
夜間はポートルイス市内をはじめ全土で人通りが急減するため、極力車両を使って移動してください。バッグ類は常に体の前など目の届く位置に持ち、注意を怠らないことが推奨されています。政府関連施設・治安機関関連施設・空港・寺院等の一部では撮影が禁止されているため、事前確認が必要です。
出典: 外務省「モーリシャス」安全対策基礎データ・防犯対策(2025年7月11日更新・2026年7月21日確認)
緊急時の連絡先 ― このページを保存しておいてください
スマホからは番号をタップするとそのまま発信できます。
| 在モーリシャス日本国大使館 | (国番号230)460-2200(開館時間08:00~16:45) |
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出典: 外務省「モーリシャス」安全対策基礎データ・緊急時の連絡先(2025年7月11日更新・2026年7月21日確認)
まとめ ― 覚えるのは3つだけ
- 危険情報なしでも夜間の一人歩きは避ける: 全土で人通りが急減します
- ポートルイスの商店街ではスリ・置き引きに注意: バッグは体の前で管理
- 雨季の豪雨情報を確認: 2013年・2024年に死傷者を伴う被害が発生しています
周辺諸国と比べ治安の良いリゾート地ですが、麻薬関連の強盗増加という統計上の変化には注意が必要です。基本的な防犯を守れば、多くの旅行者にとって安心して楽しめる国です。
本記事の内容はすべて各節に示した外務省の公開情報(2026年7月21日確認)に基づいています。最新情報は外務省 海外安全ホームページでご確認ください。