シンガポール旅行の費用は、3泊4日で1人15万円〜25万円が相場です。ただし、内訳のどこを削るかによって10万円前後まで抑えることもできます。本記事では、費用の内訳を航空券からホテル、食費、交通費、観光費の順に確認します。そのうえで、節約できる部分とできない部分、出発前に必要な手続きまで解説していきます。
シンガポール旅行の費用相場は3泊4日で15万〜25万円
結論から言うと、シンガポール旅行の費用は3泊4日で1人15万円〜25万円が平均的な相場です。2泊3日であれば、10万円〜15万円程度が目安になります。
ポイント:総額は、次の5つの合計で決まります。
- 航空券:時期と航空会社で最も振れ幅が大きい
- ホテル代:立地とグレードで変動する
- 食費:ホーカーかレストランかで大きく変わる
- 交通費:MRT・バス中心なら少額で収まる
- 観光費:訪れる施設の入場料しだい
出典: シンガポールの旅行費用はいくら?2泊3日・3泊4日の予算や物価、安い時期を解説/確認日 2026-08-11
では、具体的にどの費用が総額を左右するのでしょうか。次に内訳を見ていきます。
内訳①航空券とホテル代
航空券とホテル代は、旅行費用の中でも金額の振れ幅が大きい項目です。航空会社選びや予約時期によって、数万円単位の差が出ます。
シンガポールへの直行便を運航しているのは、次の航空会社です。
- JAL:日本航空の直行便
- ANA:全日空の直行便
- シンガポール航空:現地系フルサービスキャリア
- スクート:シンガポール航空系のLCC
- ZIPAIR:日本発のLCC
年末年始などの長期休暇は航空券が高騰し、往復30万円近くになることもあります。一方、3ヶ月前に予約すると、10〜20%安くなる場合もあります。旅行の時期と予約タイミングを工夫するだけで、航空券代を数万円単位で抑えられる可能性があります。予定が決まったら、早めの予約を検討するとよいでしょう。
出典: シンガポール旅行の費用完全ガイド/確認日 2026-08-11
航空券の次に金額を左右するのが、現地での食費です。続けて食費の中身を見ていきます。
内訳②食費はホーカーとレストランで大きく差が出る
食費は、ホーカーを使うかレストランを使うかで大きく変わります。ホーカー中心なら、1食500〜1,000円程度に抑えられます。
出典: シンガポールの旅行費用はいくら?2泊3日・3泊4日の予算や物価、安い時期を解説/確認日 2026-08-11
一方、ショッピングモール内のレストランや観光地の飲食店では、ランチでも2,000〜3,000円以上かかることが珍しくありません。ホーカーであれば、1食S$5〜10が目安です。
| 食事の場所 | 1食あたりの目安 |
|---|---|
| ホーカー(屋台街) | 500〜1,000円(S$5〜10) |
| モール内レストラン・観光地の飲食店 | ランチでも2,000〜3,000円以上 |
レストランとホーカー、どちらを選ぶかで、旅行全体の食費が大きく変わってきます。予算配分を考えるうえで、意識しておきたいポイントです。
出典: シンガポールの物価は日本と比べて高い?/確認日 2026-08-11
食費と並んで見落としがちなのが、現地の交通費と観光費です。まずは交通費から見ていきます。
内訳③交通費はMRT・バスが中心

交通費はMRT・バスの乗車賃が中心で、1回あたりS$0.73〜S$1.95です。まとめて使うなら、ツーリストパスも選択肢になります。
- EZ-Linkカード:MRT大人初乗り運賃S$1.19(早朝割はS$0.69)
- ツーリストパス1日券:S$17
- ツーリストパス2日券:S$24
- ツーリストパス3日券:S$29
EZ-Linkカードは、MRT駅のチケットオフィスやセブンイレブンなどのコンビニで購入できます。
出典: シンガポール旅行に便利なのはどれ!?〜ツーリストパス、EZ-Linkカードを徹底検証/確認日 2026-08-11
交通費は総額に占める割合が小さく、節約の効果も限定的です。金額が動きやすいのは観光費のほうです。続けて観光費を見ていきます。
内訳④観光費は入場料しだい

観光費は、どの施設に入るかで金額が決まります。代表的な例として、Gardens by the BayのCloud ForestとFlower Domeのセット入場券は、非居住者料金でS$46です。植物園エリアを訪れる予定がある場合は、事前に入場料の目安として押さえておくとよいでしょう。
出典: Cloud Forest | Gardens by the Bay/確認日 2026-08-11
ここまでの内訳を踏まえ、次に節約できる部分とできない部分を整理します。
費用を節約できる部分・できない部分
食費と交通費は工夫次第で大きく節約できます。一方、航空券代やパスポートなど渡航に必須の準備は削りにくい部分です。
- 節約しやすい:食費をホーカー中心にする、交通費をEZ-Linkカードでまとめる
- 節約しにくい:直行便の航空券代、パスポートなど渡航に必須の準備
LCCを利用してホーカー中心の食事にすれば、費用を10万円前後に抑えることも可能とされています。航空券と食費、両方の工夫を組み合わせることで、総額を抑えやすくなります。
出典: シンガポール旅行の費用完全ガイド/確認日 2026-08-11
費用を抑える工夫と合わせて、出発前に必要な手続きも確認しておきましょう。
出発前に必要な手続きと費用
出発前の手続きで、基本的に費用がかかるものはありません。SGACの申請も無料です。確認しておきたいのは、次の3点です。
- SG Arrival Card:到着日を含む3日前から到着前までに提出。無料
- パスポートの残存有効期間:入国には6ヶ月以上が必要
- 現地の治安情報:外務省 海外安全ホームページで出発前に確認
シンガポールへ入国するすべての人は、到着日を含む3日前から到着前までに、SG Arrival Card(SGAC)をオンラインで提出します。ICA公式サイトまたはMyICA Mobileアプリから、完全に無料で申請でき、ウェブ版は日本語にも対応しています。
出典: シンガポール入国管理局(ICA)公式サイト/確認日 2026-08-11
注意:数千円〜1万円程度の手数料を請求する非公式の代行サイトが存在するため、公式サイト以外の利用には注意が必要です。
また、シンガポール入国には、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。出発前に必ず確認しておきましょう。有効期間が足りない場合、出発直前になって慌てないよう、早めのパスポート確認をおすすめします。
出典: シンガポールの入国情報!ビザ申請や必要書類について解説/確認日 2026-08-11
外務省の海外安全ホームページによると、シンガポールは国内情勢が安定し、近年テロ事件は発生していません。誘拐事件も近年確認されていません(同ページ更新日2026年1月1日現在)。渡航にあたって、事前に確認しておくと安心できる情報です。
出典: 外務省 海外安全ホームページ シンガポール テロ・誘拐情勢/確認日 2026-08-11
手続きを終えたら、あとは出発を待つだけです。日数による費用イメージの違いを、表で確認しておきましょう。
3泊4日と2泊3日の費用イメージ比較
日数が変わると、費用の目安と現地での使い方がどう変わるのか、表にまとめました。
| 項目 | 3泊4日の目安 | 2泊3日の目安 |
|---|---|---|
| 旅行費用合計 | 15万円〜25万円 | 10万円〜15万円 |
| 食費(ホーカー1食) | 500〜1,000円 | 500〜1,000円 |
| MRT・バス(1回) | S$0.73〜S$1.95 | S$0.73〜S$1.95 |
| ツーリストパス | 3日券S$29 | 2日券S$24 |
出典: シンガポールの旅行費用はいくら?2泊3日・3泊4日の予算や物価、安い時期を解説/確認日 2026-08-11
費用感をつかんだところで、旅行者からよく挙がる疑問を見ていきます。
よくある質問
為替レートはどれくらいで計算すればいいですか?
2026年1月時点で、S$1=115円が目安です。現地価格をチェックする際の参考にしてください。支払い前に、大まかな円換算を頭に入れておくと安心です。
出典: シンガポールの物価は日本と比べて高い?/確認日 2026-08-11
SGACの申請に費用はかかりますか?
かかりません。ICA公式サイトまたはMyICA Mobileアプリから、完全に無料で申請できます。公式ルート以外の代行サービスの利用には注意しましょう。
出典: シンガポール入国管理局(ICA)公式サイト/確認日 2026-08-11
パスポートの残存期間はどれくらい必要ですか?
シンガポール入国には、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。出発前に確認しましょう。残存期間が足りない場合は、早めに更新手続きを行いましょう。
出典: シンガポールの入国情報!ビザ申請や必要書類について解説/確認日 2026-08-11
現地の治安は大丈夫ですか?
外務省によると、シンガポールは国内情勢が安定し、近年テロ事件は発生していません。誘拐事件も近年確認されていません(同ページ更新日2026年1月1日現在)。とはいえ、渡航前には最新の情報を確認しておくと安心です。
出典: 外務省 海外安全ホームページ シンガポール テロ・誘拐情勢/確認日 2026-08-11
疑問が解消できたところで、最後に要点を整理します。
まとめ
シンガポール旅行の費用は、3泊4日で15万円〜25万円が相場です。航空券とホテル代は削りにくい一方、食費と交通費は工夫次第で抑えられます。
出発前の手続きでは、SGACの申請が無料である点と、パスポートの残存有効期間6ヶ月以上が必要な点を、忘れずに確認しておきましょう。本記事で紹介した内訳を参考に、無理のない予算でシンガポール旅行を計画してみてください。