マラウイの治安は危険?旅行者が知っておくべき現状と注意点

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「アフリカの温かい心」と呼ばれるマラウイ。外務省は危険レベル1(十分注意)を全土に発出し、首都リロングウェや商業都市ブランタイヤでの建物侵入事案の増加、そして2025年9月の総選挙に伴うデモの活発化に注意を呼びかけています。この記事は、外務省の一次情報だけを根拠に、マラウイの治安の「今」を整理したものです(記事内容の確認日: 2026年7月15日)。

この記事でわかること

  • マラウイの危険情報レベルとその理由
  • 電力会社社員や警察官を装う強盗団の手口
  • ミニバス移動時の注意点と緊急連絡先
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外務省の危険情報(2024年1月16日発出)

レベル1 十分注意してください
マラウイ全土が対象

日本人被害の大半は首都リロングウェや南部商業都市ブランタイヤで発生しており、被害内容はスリ、ひったくり、強盗、建造物侵入、空き巣等です。外国人の存在は非常に目立つため、滞在時は十分注意が必要とされています。また、2025年9月に大統領選挙を含む総選挙が実施されており、選挙関連の集会に端を発した暴動事案等の発生も懸念されています。

出典: 外務省 海外安全ホームページ「マラウイ」危険情報(2024年1月16日発出・2026年7月15日確認)

犯罪の実情

マラウイ国内における犯罪の大半は窃盗、ひったくり、建造物侵入等の物取りですが、収入格差の広がりによる貧困層の増加や近隣諸国からの銃器を伴う不法滞在者の流入により、犯罪の手口が凶悪化・組織化しているケースも見受けられます。首都リロングウェや南部商業都市ブランタイヤでは、複数人の強盗団による建物侵入事案が主流で、電力会社社員や警察官を装う、警備員が犯罪者を手引きするといったケースが報告されています。慢性的な電力不足で街灯が消灯していることが多く、道路に置き石をして車を停車させ襲撃する事件も発生しているため、夜間の外出には十分な注意が必要です。ミニバス(ワゴン車)での移動中には、開いている窓から貴重品をひったくられる被害や、居眠り中の窃盗、預けた荷物の盗難被害も発生しています。

出典: 外務省「マラウイ」安全対策基礎データ・概況(2025年7月18日更新)

知らないと危ないルール・タブー

軍事施設・大統領官邸・空港制限区域の撮影 ― 警察・政府関係施設や外交使節等の建物への写真・動画撮影は禁止されています
無許可の人物撮影 ― 一般人でも許可を得ず撮影すると感情的になる人がいるため注意が必要です
麻薬・銃剣類の所持 ― 麻薬は所持しているだけで処罰されます。銃剣類の所持にも許可が必要です

出典: 外務省「マラウイ」安全対策基礎データ・滞在時の留意事項(2025年7月18日更新)

緊急時の連絡先 ― このページを保存しておいてください

マラウイには全国共通の110番・119番のような緊急番号はなく、警察署ごとに個別の番号が割り当てられています。滞在予定地域を管轄する警察署の番号を事前に控えておくことが推奨されています。

在マラウイ日本国大使館(代表) +265 885 302 222
在マラウイ日本国大使館(緊急) +265 999 985 360

出典: 外務省「マラウイ」安全対策基礎データ・緊急時の連絡先(2025年7月18日更新)

まとめ ― 覚えるのは3つだけ

  1. リロングウェ・ブランタイヤでの建物侵入に警戒:電力会社社員や警察官を装う強盗団の手口が報告されています
  2. 夜間の外出・ミニバス移動は特に注意:慢性的な電力不足で街灯が消えている場所が多く、置き石による車両襲撃も発生しています
  3. 管轄警察署の番号を事前に控える:全国共通の緊急番号がなく、警察署ごとに個別の番号です

マラウイは危険レベル1ながら、2025年の総選挙関連の集会・デモにも注意が必要です。建物侵入や交通事情など具体的なリスクを把握し、夜間の行動を控えることが安全確保の基本です。

本記事の内容はすべて各節に示した外務省の公開情報(2026年7月15日確認)に基づいています。渡航前には必ず外務省 海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。