コンゴ民主共和国の治安は危険?旅行者が知っておくべき現状と注意点

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アフリカ中部に広がるコンゴ民主共和国。外務省は東部を中心に最高レベルの「レベル4:退避勧告」を発出しており、首都キンシャサでも「シェゲ」と呼ばれるストリートチルドレンや武装グループによる強盗が多発しています。この記事は、外務省の一次情報だけを根拠に、コンゴ民主共和国の治安の「今」を整理したものです(記事内容の確認日: 2026年7月21日)。

この記事でわかること

  • 東部を中心に発出されているレベル4~1の地域区分
  • 首都キンシャサで多発する強盗・ひったくりの具体的手口(軍人・警察官が加害者になる例も)
  • 空港での「レターが必要」詐欺など、入国時に狙われやすいトラブル
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外務省の危険情報(2026年4月8日発出)

レベル4
退避勧告
カサイ3州全域、バ=ズエレ州北部、オー=ウエレ州、イツリ州、北キブ州・南キブ州全域
レベル3
渡航中止勧告
北・南ウバンギ州の中央アフリカ国境地帯、マイ=ンドンベ州クワムート地域(引上げ)
レベル2
不要不急の渡航中止
上記以外の地域(継続)
レベル1
十分注意
ルブンバシ市中心部・コルウェジ市中心部(鉱山地帯を除く、引下げ)

レベル4地域では、他国軍の侵入やコンゴ民主共和国国軍・民兵と反政府武装勢力の衝突に加え、これら武装勢力による地元住民の虐殺や誘拐等が報告されています。レベル2地域でも殺人、強盗、誘拐等の犯罪行為、大規模デモ等が散発しています。なお2026年5月17日には、コンゴ民主共和国・ウガンダにエボラ出血熱の感染症危険情報(レベル1)も発出されています。

出典: 外務省 海外安全ホームページ「コンゴ民主共和国」危険情報(2026年4月8日発出・2026年7月21日確認)

犯罪の実情 ― キンシャサの「シェゲ」「クルナ」、軍人・警察官が加害者になる例も

首都キンシャサでは、「シェゲ」と呼ばれるストリートチルドレンによるひったくりやスリ、「クルナ」と呼ばれる不良暴力集団による殺人・強盗・恐喝事件等が多発しています。特に夜間は武装グループによる民家や車両を狙った強盗などの凶悪事件も多発しており、軍人や警察官が加害者になるケースもまれではありません。バイクを利用したひったくり事件も発生しています。日中でも徒歩移動は避け、信頼できる車両を利用し、警察官等を装って金品を要求する犯罪にも注意が必要です。

出典: 外務省「コンゴ民主共和国」安全対策基礎データ・犯罪発生状況(2026年5月18日更新・2026年7月21日確認)

入国時に注意 ― 「出国にはレターが必要」詐欺

空港では、入管職員をはじめ様々な者から「出国には大使館のレターが必要」「入国カードの記載方法が悪いので手続きを代行する」等の働きかけがあり、事情を知らない旅行者が金銭をだまし取られるケースが散見されています。そのようなケースに遭遇した場合は毅然とした態度で拒否し、必要に応じて大使館に連絡するよう案内されています。また、査証取得にはイエローカード(黄熱予防接種証明書)が必須で、旧証明書は「生涯有効」への書き換えが推奨されています。

出典: 外務省「コンゴ民主共和国」安全対策基礎データ・出入国にあたっての留意事項(2026年5月18日更新・2026年7月21日確認)

緊急時の連絡先 ― このページを保存しておいてください

スマホからは番号をタップするとそのまま発信できます。

出典: 外務省「コンゴ民主共和国」安全対策基礎データ・緊急時の連絡先(2026年5月18日更新・2026年7月21日確認)

まとめ ― 覚えるのは3つだけ

  1. 渡航先の危険レベルを必ず地図で確認: 東部の広い地域がレベル4=退避勧告です
  2. キンシャサでも徒歩移動は避ける: 軍人・警察官を装った加害者もいる点に注意
  3. 空港での「レター必要」は詐欺の可能性: 毅然と拒否し、応じない

国土の広さゆえ地域によって治安状況が大きく異なる国です。渡航前に必ず最新の危険情報マップを確認し、都市部でも警戒を緩めないことが重要です。

本記事の内容はすべて各節に示した外務省の公開情報(2026年7月21日確認)に基づいています。危険情報は随時更新されるため、渡航前に必ず外務省 海外安全ホームページでご確認ください。