モザンビークのおすすめ観光ガイド

アフリカ南東部の美しい海岸線!モザンビーク

モザンビークはインド洋に面した南東アフリカの国で、美しいビーチ、ダイビングスポット、ポルトガル植民地時代の歴史が魅力です。

モザンビークの基本情報

  • 正式名:モザンビーク共和国
  • 面積:約80万km2(日本の約2.1倍)
  • 人口:約3200万人(日本の約1/4)
  • 首都:マプト
  • 日本からの直行便:なし(経由便)
  • 時間:約20~25時間
  • 料金:往復約18万円(エコノミー)

代表的な観光地

バザルト諸島(Bazaruto Archipelago)

白砂のビーチと透明度の高い海が広がるダイビングの名所。


モザンビーク島(Ilha de Moçambique)

ユネスコ世界遺産に登録された歴史的な街並みが残る島。


ゴロンゴーザ国立公園(Gorongosa National Park)

多様な野生動物が生息し、自然保護活動が進められている。

治安

モザンビークは一部地域で治安が不安定なため、注意が必要です。

モザンビーク全体の治安

  • 都市部は比較的安全:マプトやベイラの観光エリアは警備がしっかりしている
  • スリや置き引きに注意:市場やバス停などの混雑した場所では警戒が必要
  • 一部地域は危険:北部のカーボ・デルガード州では武装勢力の活動がある

都市別の治安状況

マプト

  • 観光エリアは比較的安全だが、夜間の一人歩きは避ける

ベイラ・ナカラ

  • 観光地は比較的安全だが、スリや詐欺に注意

安全に過ごすためのポイント

  • 貴重品は肌身離さず持つ:スリや置き引きが発生しやすい
  • 夜間の移動は慎重に:信頼できるタクシーを利用
  • 現地の安全情報をチェック:政府の渡航情報を事前に確認

交通手段

モザンビークの交通手段

バス 都市間・都市内移動に利用
チャパ 乗り合いバンで安価な移動手段
タクシー 都市部で利用可(交渉制)
レンタカー 観光客向けに利用可(注意が必要)
フェリー 島間の移動に利用

ライドシェアサービス

  • モザンビークではライドシェアサービスはほぼ普及していません。

旅行者におすすめの使い方

  • 都市内移動:タクシーを利用(ホテルで手配すると安心)
  • 都市間移動:バスが主な手段だが、長距離移動は慎重に
  • 観光地巡り:ガイド付きツアーを利用するのが安全

言語

モザンビークで主に使われる言語

言語 使用地域 使用率
ポルトガル語 全国 50%
マクア語 北部 25%
セナ語 中部 15%
  • ポルトガル語が公用語で広く使われる
  • 地方では現地の言語も話される
  • 観光地では英語も一部通じる

気候

モザンビークの気候の特徴

モザンビークは熱帯性気候で、沿岸部は高温多湿、内陸部はやや乾燥気味です。雨季と乾季がはっきりしており、雨季は洪水に注意が必要です。

年間の気候(マプトを中心に)

乾季(5~10月) 15~28℃
湿度が低く快適に過ごせる
雨季(11~4月) 22~32℃
雨が多く蒸し暑い

地域別の気候

地域 特徴
マプト 沿岸部で高温多湿。雨季は洪水注意
ベイラ 年間を通して温暖。海風が強い
ナンプラ 内陸で乾燥しやすく気温差が大きい

電源プラグ

  • モザンビークの電圧:220V(日本は100V)
  • 最も多いプラグ:タイプC/M
  • 日本の電化製品は変換プラグと変圧器が必要
  • 充電器類は対応表記を必ず確認

チップ、水、お酒について

チップ 高級施設では10%が目安。タクシーでは不要
水道水 飲用不可。ボトル水の利用が安全
お酒 合法。地ビール「2M(ドイスエメ)」が有名

NG行動

日本人がやってしまいがちなモザンビークでのNG行動

NG行動 代わりにすべきこと
写真撮影の無断行為 人や建物を撮るときは一言確認
短パンや露出多めの服 男女問わず控えめな服装が基本
貴重品を目立たせる バッグは前に抱え目立たせない
夜間の単独外出 配車アプリやホテルの送迎利用
怒りを露わにする 穏やかな態度が信頼につながる
地元料理を避ける まずは一口チャレンジしてみよう

大使館情報/緊急連絡先

在モザンビーク日本国大使館

  • 住所: Av. Julius Nyerere No. 1128, Maputo, Mozambique
  • 電話番号: +258-21-499-819
  • メール: jpembassy@mz.mofa.go.jp

日本大使館を利用すべきケース

パスポート紛失 渡航書や再発行を申請
事件・事故 警察や病院との連携支援
体調不良 医療機関の紹介と通訳補助
自然災害 避難情報の提供
身柄拘束 家族連絡や弁護士紹介

その他の緊急時連絡先

用途 詳細
警察 119 事件・トラブル時に通報
救急 117 けがや急病の際に連絡
消防 198 火災が発生した場合

英語が話せない場合の対応

「Japanese interpreter, please」は通じません。ポルトガル語翻訳アプリが役立ちます。

あいさつや簡単な会話

日本語 カタカナ読み
こんにちは オラー
ありがとう オブリガード/オブリガーダ
さようなら チャオ
はい/いいえ シム/ナォン
すみません コン・リセンサ
いくらですか? クアント クスタ?
トイレはどこ? オンジ フィカ オ バニェイロ?
助けてください アジューダ メ プリーズ

ポルトガル語が公用語。簡単な挨拶を覚えておくと好印象です。

モザンビーク人あるある


1. ダンス好きが多い

道端でも音楽が流れると自然と踊り出す人が多く、陽気な雰囲気が特徴です。

2. 家族の絆が強い

親戚同士のつながりが深く、困ったときは助け合うのが当たり前です。

3. 時間にルーズ

約束の時間に遅れるのは珍しくなく、「ゆっくり」であることが普通です。

4. 食事はシンプル

トウモロコシ粉のシマや豆、魚の煮込みなど、素朴な家庭料理が多いです。

5. スマホは重要アイテム

通話・チャット・動画視聴まで、都市部ではスマホが生活の中心です。

6. 笑顔と挨拶を大切にする

すれ違う人にも笑顔で声をかける文化があり、とてもフレンドリーです。

7. 公共交通はミニバス

定時運行ではなく、人数が集まると出発するスタイルが一般的です。

8. 政治談義が好き

カフェや市場などで政治について熱く語る光景をよく見かけます。

9. 日本製品への信頼が高い

中古の日本車や電化製品が多く、「日本製=高品質」という認識が広がっています。

10. おしゃべりが好き

道端で長時間立ち話する人が多く、会話を楽しむ文化が根付いています。