インド洋の楽園!モルディブ
モルディブは1,000以上の珊瑚礁の島々からなる国で、美しいビーチ、透明な海、豪華な水上ヴィラが魅力のリゾート地です。
モルディブの基本情報
- 正式名:モルディブ共和国
- 面積:約298km2(東京23区の約半分)
- 人口:約52万人(日本の約1/240)
- 首都:マレ
- 日本からの直行便:なし(経由便)
- 時間:約10~14時間
- 料金:往復約18万円(エコノミー)
代表的な観光地
バア環礁(Baa Atoll)
ユネスコの生物圏保護区に指定されており、マンタやジンベエザメと泳げる。
フルマーレ島(Hulhumale Island)
人工的に造成されたリゾートアイランドで、モダンな雰囲気が特徴。
モルディブ・グラスボートツアー
ボートの底がガラスになっており、美しい海の生き物を手軽に観察できる。
治安
モルディブは比較的治安が良いですが、リゾートエリアと地元の島では状況が異なります。
モルディブ全体の治安
- リゾートエリアは非常に安全:観光客向けのエリアは警備が厳重
- スリや置き引きに注意:マレなどの都市部では軽犯罪が発生することも
- 地元の島では文化を尊重:過度な露出やアルコールは禁止されている地域もある
都市別の治安状況
マレ
- 比較的安全だが、夜間の一人歩きは避ける
リゾートエリア
- 完全に管理されており、治安の心配はほぼなし
安全に過ごすためのポイント
- リゾート外では現地のルールを守る:特に服装やアルコールに注意
- 貴重品は管理を徹底:観光地でも油断せずロッカーを活用
- 海のアクティビティには注意:流れが強い場所があるため、安全対策を万全に
交通手段
モルディブの交通手段
スピードボート | リゾート島への主要交通手段 |
フェリー | 地元の島々を結ぶ移動手段 |
水上飛行機 | 遠隔のリゾートへ短時間で移動可能 |
タクシー | マレ市内で利用可能 |
ライドシェアサービス
- モルディブではライドシェアサービスは普及していません。
旅行者におすすめの使い方
- リゾート移動:スピードボートや水上飛行機が便利
- 市内移動:マレではタクシーが利用できる
- 島間移動:フェリーが最も安価な手段
言語
モルディブで主に使われる言語
言語 | 使用地域 | 使用率 |
---|---|---|
ディベヒ語 | 全国 | 100% |
英語 | 観光地・ビジネス | 80% |
アラビア語 | 宗教関連 | 20% |
- ディベヒ語が公用語で全国的に話される
- 観光地では英語が広く通じる
- 宗教関連ではアラビア語が使われることもある
気候
モルディブの気候の特徴
モルディブは赤道近くに位置するため、年間を通して高温多湿な熱帯性気候です。乾季と雨季があり、観光シーズンは乾季の12~4月とされています。
年間の気候(マレを中心に)
乾季(12~4月) | 26~32℃ 晴天が続き、海も穏やか |
雨季(5~11月) | 25~31℃ スコールのような雨が多い |
地域別の気候
地域 | 特徴 |
---|---|
マレ | 年間を通して暑く、雨季は蒸し暑い |
北マーレ環礁 | 高級リゾートが多く天候は安定 |
南マーレ環礁 | やや風が強い日もあるが快適 |
電源プラグ
- モルディブの電圧:230V(日本は100V)
- 最も多いプラグ:タイプD/G
- 日本の電化製品には変換プラグと変圧器が必要
- ホテルで貸し出ししていることも多い
チップ、水、お酒について
チップ | ホテルやスパでは1~2ドルが目安 |
水道水 | 飲用不可。ペットボトルの水を利用 |
お酒 | イスラム教国であり、首都では禁酒。リゾートでは提供可 |
NG行動
日本人がやってしまいがちなモルディブでのNG行動
NG行動 | 代わりにすべきこと |
---|---|
公の場での飲酒 | お酒はリゾート施設内でのみ楽しむ |
過度な露出 | 街では長袖・長ズボンが望ましい |
ラマダン中の飲食 | 外では控えめに。配慮が必要 |
仏教式の挨拶 | イスラム文化に敬意を払う |
公共の場でのキス | リゾート外では控える |
イスラム礼拝を妨げる | 礼拝中は静かに見守る |
大使館情報/緊急連絡先
在スリランカ日本国大使館(モルディブを兼轄)
- 住所: 20, Srimath R.G. Senanayake Mawatha, Colombo 7, Sri Lanka
- 電話番号: +94-11-269-3831
- メール: jpembassy@lk.mofa.go.jp
日本大使館を利用すべきケース
パスポート紛失 | 渡航書または再発行手続き |
病気・けが | 現地の医療機関の紹介 |
事件・事故 | 警察や保険会社との連携 |
トラブル発生時 | 相談・情報提供 |
拘束・逮捕 | 法的支援と家族への連絡 |
その他の緊急時連絡先
用途 | ☎ | 詳細 |
---|---|---|
警察 | 119 | 緊急通報全般に対応 |
救急 | 102 | けがや急病の場合 |
消防 | 118 | 火災発生時の通報 |
英語が話せない場合の対応
「Japanese interpreter, please」は通じません。英語かディベヒ語翻訳アプリが必要です。
あいさつや簡単な会話
日本語 | カタカナ読み |
---|---|
こんにちは | アサラーム アレイクム |
ありがとう | シュクリヤー |
さようなら | フィー アマーン |
はい/いいえ | ナーム/ラ |
すみません | マアズィラ |
いくらですか? | ビカム ハダー? |
トイレはどこ? | アイナ アルハマーム? |
助けてください | サーイドゥニー |
ディベヒ語が公用語ですが、観光地では英語も広く通じます。
モルディブ人あるある
1. 島でのんびりした生活
忙しさとは無縁で、自然とともに暮らすスタイルが日常になっています。
2. おしゃべりが大好き
家族や友人との会話を大切にし、カフェや浜辺で長く語り合うことが多いです。
3. 天候に敏感
漁や移動に天気が影響するため、日々の天気の変化にとても注意を払っています。
4. サンダルが日常靴
どこに行ってもサンダルスタイルが一般的で、靴を履くのは稀です。
5. 魚料理がとにかく豊富
特にツナ(マグロ)を使った料理が多く、味付けはカレー風味が多いです。
6. 島間の移動はボートが基本
首都以外では船での移動が中心で、フェリーやスピードボートが活躍します。
7. シャイだけど優しい
最初は控えめでも、話しかけると笑顔で対応してくれます。
8. 早朝の活動が多い
日の出とともに漁に出たり、生活リズムが朝型の人が多いです。
9. お茶文化がある
「ホティー」というお茶タイムがあり、甘いお菓子や軽食と一緒に楽しみます。
10. 電気やWi-Fiが不安定
リゾート以外では停電やネットが不安定なことがあり、事前の対策が必要です。