ボスニア・ヘルツェゴビナのおすすめ観光ガイド

バルカンの美しい国!ボスニア・ヘルツェゴビナ

ボスニア・ヘルツェゴビナは、バルカン半島に位置し、美しい自然景観と豊かな歴史的遺産が魅力の国です。特に、サラエヴォモスタルブラスニカが観光名所として有名で、古代の遺跡や美しい建築が堪能できます。また、ボスニア・ヘルツェゴビナ料理のセファルバクラヴァも地元の特産です。

ボスニア・ヘルツェゴビナの基本情報

  • 正式名:ボスニア・ヘルツェゴビナ
  • 面積:約5万1,000km2(日本の約0.14倍)
  • 人口:約330万人(日本の約1/30)
  • 首都:サラエヴォ
  • 日本からの直行便:なし(乗継ぎあり)
  • 時間:約13~15時間(乗継ぎあり)
  • 料金:往復約12万円(エコノミー)

代表的な観光地

サラエヴォ

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都で、歴史的な建物や美しい街並みが楽しめます。


モスタル

有名な「モスタル橋」が特徴的な美しい町で、バルカン文化と歴史に触れることができます。


ブラスニカ

美しい自然と温泉地が魅力的な場所で、リラックスできる環境です。

 

治安

ボスニア・ヘルツェゴビナの治安は比較的良好で、観光地では安全に過ごせますが、一部の地域では注意が必要です。

ボスニア・ヘルツェゴビナ全体の治安

  • 観光地は比較的安全: サラエヴォやモスタルなどの観光地周辺は治安が良好です。
  • 都市部では軽犯罪に注意: サラエヴォなどの都市部ではスリや軽犯罪が発生することがあります。
  • 一部地域では治安に注意: 一部の地域や夜間の外出時は注意が必要です。

都市別の治安状況

サラエヴォ

  • 首都で観光地周辺は比較的安全ですが、スリや詐欺に注意が必要です。

モスタル

  • 観光地として比較的安全ですが、注意深く行動することをお勧めします。

安全に過ごすためのポイント

  • 貴重品をしっかり管理: 観光地や都市部ではスリに注意。
  • 夜間の外出を控える: 特に都市部では夜間の外出を避け、安全なエリアで過ごすことをお勧めします。

交通手段

ボスニア・ヘルツェゴビナの交通手段

バス 都市内や観光地間の移動に便利
タクシー 都市部で利用可能
自転車 都市部や小さな街で便利

ライドシェアサービス

Uber 利用不可
現地タクシー 利用可能

旅行者におすすめの使い方

  • 市内移動: タクシーやバスが便利。
  • 観光地間移動: バスや自転車が便利。

言語

ボスニア・ヘルツェゴビナで主に使われる言語

言語 使用地域 使用者率
ボスニア語 全国 広く使用される
クロアチア語 一部地域 使用される
セルビア語 一部地域 使用される
  • ボスニア語が公用語で、ほとんどの人が話します。
  • クロアチア語やセルビア語も一部地域で使用される言語です。

気候

ボスニア・ヘルツェゴビナの気候の特徴

ボスニア・ヘルツェゴビナは内陸性気候と地中海性気候の両方を持ち、冬は寒く夏は暑いのが特徴です。地域によって気候差が大きく、山間部は冬に雪が多く降ります。

年間の気候(サラエボを中心に)

(12~2月) -5~5℃
雪が降ることが多くスキー観光も可能
(3~5月) 5~18℃
寒暖差があるが、花が咲き始め快適
(6~8月) 20~30℃
日差しが強く観光のベストシーズン
(9~11月) 10~20℃
やや涼しく、紅葉が美しい

地域別の気候

地域 特徴
サラエボ 山に囲まれ冬は雪が多く寒冷
モスタル 夏は非常に暑く、乾燥している
バニャ・ルカ 四季がはっきりしていて過ごしやすい

電源プラグ

  • ボスニアの電圧:230V(日本は100V)
  • 最も多いプラグ:タイプC/F
  • 日本のAタイプは使えないため変換プラグが必要
  • 電圧変換器が必要な場合あり

チップ、水、お酒について

チップ レストラン・タクシーで5〜10%が一般的
水道水 基本的に安全だが、ミネラルウォーターも人気
お酒 合法。ワインやラキヤという蒸留酒が有名

NG行動

日本人がやってしまいがちなボスニアでのNG行動

NG行動 代わりにすべきこと
宗教を軽く扱う 宗教に関する話題は慎重に避ける
政治の話を振る 過去の紛争に関する話題は控える
短パンで宗教施設に入る 肌を隠す服装で訪れる
騒がしく話す 落ち着いた声で会話を心がける
手ぶらで訪問 家庭に招かれた際は手土産を持参
ゴミをポイ捨て 公共の場ではマナーを守る

大使館情報/緊急連絡先

在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館

  • 住所: Bistrik 9, 71000 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
  • 電話番号: +387-33-277-500
  • メール: jpembassy@ba.mofa.go.jp

日本大使館を利用すべきケース

パスポート紛失 再発行・渡航書手続き
犯罪被害 警察・保険・翻訳支援
健康トラブル 医療機関案内・通訳
災害・騒乱 避難情報と支援
トラブル相談 法的助言や家族連絡支援

その他の緊急時連絡先

用途 詳細
警察 122 事件・事故
救急 124 急病やケガ
消防 123 火災・救助

英語が話せない場合の対応

「Japanese interpreter, please」は通じにくい。現地語翻訳アプリを準備すると安心。

あいさつや簡単な会話

日本語 カタカナ読み
こんにちは ズドラヴォ
ありがとう ファラ
さようなら ドヴィジェニャ
はい/いいえ ダー/ネ
すみません イズヴィニテ
手伝ってください ポモツィテ ミ
トイレはどこ? グデ イェ トワレット?
いくらですか? コリコ コシュタ?

現地語の基本挨拶を覚えると親近感がアップします。

ボスニア人あるある


1. コーヒーが生活の一部

ボスニアコーヒーは日常に欠かせない存在で、1日何杯もゆっくり楽しむ習慣があります。

2. 人懐っこくおしゃべり好き

一度話し始めると長話になる人が多く、初対面でもすぐに打ち解けやすいです。

3. 料理がボリューミー

家庭料理やレストランでは一人前でも量が多く、残すと逆に心配されることも。

4. 戦争の記憶が今も残る

町の壁には弾痕が残っており、歴史を肌で感じる機会が多くあります。

5. 紅茶よりコーヒー派

紅茶文化の影響はあまり見られず、ほとんどの家庭やカフェでコーヒーが主流です。

6. 結婚式は超盛大

数百人単位のゲストを招く大規模な式が多く、ダンスやごちそうが何時間も続きます。

7. 交通ルールは割と自由

信号や歩行者優先が徹底されておらず、横断時は注意が必要です。

8. チーズと肉が大好き

チーズやソーセージを使った料理が多く、乳製品と肉の消費量がとても多い国です。

9. 夜は意外と早い

繁華街以外は21時ごろには静かになり、外出は控えめになる傾向があります。

10. おばあちゃんが最強

家族の中心として威厳があり、孫や親戚からもとても尊敬されている存在です。