
西アフリカのギニア。外務省はマリとの国境地帯にレベル3(渡航中止勧告)、首都コナクリを含むその他の地域にもレベル2(不要不急の渡航中止)を発出しており、2026年2月にはホテルで日本人の部屋に不審者が侵入を試みる事案も発生しています。この記事は、外務省の一次情報だけを根拠に、ギニアの治安の「今」を整理したものです(記事内容の確認日: 2026年7月21日)。
この記事でわかること
- マリ国境地帯のレベル3と、コナクリのレベル2の理由
- 2026年2月に日本人が遭遇した侵入未遂事案の詳細
- 検問での金銭要求への対処法と、緊急連絡先
外務省の危険情報(2025年7月1日発出)
| レベル3 渡航中止勧告 |
マリとの国境地帯 |
|---|---|
| レベル2 不要不急の渡航中止 |
首都コナクリ市を含むその他の地域 |
外務省は、マリとの国境地帯で金の採掘をめぐる衝突が発生し、マリからのテロ組織構成員の流入が懸念されていると明記しています。2023年には元暫定大統領の脱獄を企図した武装集団による刑務所襲撃事件も発生しており、市民団体によるデモが度々発生するなど政治・治安情勢は流動的です。
出典: 外務省 海外安全ホームページ「ギニア」危険情報(2025年7月1日発出・2026年7月21日確認)
犯罪の実情 ― 制服を着た犯行、日本人狙いの侵入未遂も
外務省は、ギニア全土で窃盗・強盗事件が多発し、治安機関の制服やそれに類似した衣服を着用した犯行も確認されていると明記しています。標的は富裕層やレバノン系住民が中心とされてきましたが、近年は中国人の被害も目立ち、日本人が中国人と誤認されて被害に遭う可能性も否定できないとしています。
深夜1時頃、カルーム地区のホテルで就寝中の日本人の部屋に、面識のない男性2名が合鍵を使って侵入しようとする事案が発生。被害者が気づき大声を出したため実害はなかったものの、外務省は「極めて深刻な事態」と明記しています。マディナ市場やニジェール市場等の混雑した場所での携帯電話窃取事件も発生しています。
出典: 外務省「ギニア」安全対策基礎データ・犯罪発生状況/日本人の被害例(2026年4月27日更新)
防犯の基本
外務省は、ホテル選定は価格よりセキュリティを優先し、来訪者には直ちにドアを開けずドアスコープで確認すること、事前に約束のない訪問者は自室に入れずロビー等の共用部で対応することを推奨しています。万一強盗に遭遇した際は決して抵抗せず犯人の指示に従い、命を最優先にしてください。夜間の徒歩外出は避け、移動には車両(自家用車や貸切タクシー)を利用することが強く推奨されています。
出典: 外務省「ギニア」安全対策基礎データ・防犯対策(2026年4月27日更新)
知らないと危ないルール
出典: 外務省「ギニア」安全対策基礎データ・旅行制限/写真撮影の制限(2026年4月27日更新)
緊急時の連絡先 ― このページを保存しておいてください
スマホからは番号をタップするとそのまま発信できます。
| 在ギニア日本国大使館 | +224-628-68-38-38 夜間・休日: +224-613-00-65-76 |
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出典: 外務省「ギニア」安全対策基礎データ・緊急時の連絡先(2026年4月27日更新)
まとめ ― 覚えるのは3つだけ
- マリ国境地帯には行かない: レベル3(渡航中止勧告)、首都コナクリもレベル2です
- ホテルの来訪者は必ずドアスコープで確認: 合鍵での侵入未遂事案が実際に発生しています
- 検問での金銭要求には応じない: 117(警察)を保存し、パスポート原本は常時携帯してください
2026年2月の侵入未遂事案が示す通り、ホテル内であっても油断はできません。マリ国境地帯を避け、防犯を意識したホテル選びと夜間の車両移動を徹底して滞在してください。
本記事の内容はすべて各節に示した外務省の公開情報(2026年7月21日確認)に基づいています。危険情報は随時更新されるため、渡航前に必ず外務省 海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。