マリのおすすめ観光ガイド

西アフリカの歴史と文化!マリ

マリは、西アフリカに位置する国で、豊かな歴史と文化が魅力です。特に、バマコジェンネトンブクトゥが観光名所として有名です。また、マリ料理のタジンバジラも地元の特産です。

マリの基本情報

  • 正式名:マリ共和国
  • 面積:約124万平方キロメートル(日本の約3.3倍)
  • 人口:約2000万人(日本の約1/6)
  • 首都:バマコ
  • 日本からの直行便:なし(乗継ぎあり)
  • 時間:約18~20時間(乗継ぎあり)
  • 料金:往復約30万円(エコノミー)

代表的な観光地

バマコ

マリの首都で、活気あふれる都市で多くの文化的な遺産が楽しめます。


ジェンネ

世界遺産に登録された歴史的な都市で、泥で作られた建築物が特徴的です。


トンブクトゥ

伝説的な都市で、かつてアフリカの学問の中心地とされていました。

 

治安

マリの治安は、観光地では比較的良好ですが、一部地域では治安が不安定なことがあります。

マリ全体の治安

  • 観光地は比較的安全: バマコやジェンネ、トンブクトゥなどの観光地周辺は治安が良好ですが、注意が必要です。
  • 都市部では注意が必要: 特に都市部や特定の地域では、スリや詐欺が発生することがあります。
  • 一部地域で治安に注意: 特に北部では治安が不安定な場合があります。

都市別の治安状況

バマコ

  • 観光地周辺は比較的安全ですが、都市部では軽犯罪が発生することがあります。

ジェンネ

  • 観光地として非常に安全で、リラックスして過ごせます。

安全に過ごすためのポイント

  • 貴重品をしっかり管理: 観光地や都市部ではスリに注意。
  • 夜間の外出を控える: 特に都市部では夜間の外出を避け、安全なエリアで過ごすことをお勧めします。

交通手段

マリの交通手段

バス 都市内や観光地間の移動に便利
タクシー 都市部で利用可能
自転車 都市部や小さな街で便利

ライドシェアサービス

Uber 利用不可
現地タクシー 利用可能

旅行者におすすめの使い方

  • 市内移動: タクシーやバスが便利。
  • 観光地間移動: バスや自転車が便利。

言語

マリで主に使われる言語

言語 使用地域 使用者率
フランス語 全国 広く使用される
バンバラ語 全国 使用される
その他の言語 一部地域 使用される
  • フランス語が公用語で、ほとんどの人が話します。
  • バンバラ語も広く使用されるため、日常会話に使われることが多いです。
  • その他の言語も一部地域で使用されることがあります。

気候

マリの気候の特徴

マリはサハラ砂漠に隣接しており、北部は非常に乾燥した砂漠気候、南部はサバンナ気候となっています。年間を通じて高温で、雨季と乾季がはっきりと分かれています。

年間の気候(バマコを中心に)

乾季(11~4月) 18~35℃
晴天が続き湿度も低め
雨季(5~10月) 25~40℃
高温多湿で雷雨が発生しやすい

地域別の気候

地域 特徴
バマコ 首都。乾季は快適、雨季は蒸し暑い
トンブクトゥ 砂漠地帯で極端に乾燥し暑い
モプティ ニジェール川流域で比較的湿度あり

電源プラグ

  • マリの電圧:220V(日本は100V)
  • 最も多いプラグ:タイプC/E
  • 日本のAタイプは使用不可。変換プラグを用意
  • スマホやPCなどは変圧器不要の製品が多い

チップ、水、お酒について

チップ 観光地やホテルでは5~10%程度
水道水 飲用不可。ミネラルウォーターを推奨
お酒 合法だがイスラム教徒が多く注意が必要

NG行動

日本人がやってしまいがちなマリでのNG行動

NG行動 代わりにすべきこと
女性の露出の多い服装 肩や膝を隠す服装を心がける
モスク内で無断撮影 許可を得てから撮影する
左手で物を渡す 右手を使うのがマナー
宗教の話題に触れる 信仰については慎重に
挨拶を省略 まず「こんにちは」を忘れずに
公共の場で大声 静かに話すのが礼儀

大使館情報/緊急連絡先

在マリ日本国大使館

  • 住所: Quartier du fleuve, Rue 409, Porte 132, Bamako, Mali
  • 電話番号: +223-2022-5611
  • メール: jpembassy@ml.mofa.go.jp

日本大使館を利用すべきケース

パスポートの紛失 再発行、渡航書の取得
盗難や事故 警察同行や翻訳支援
体調不良 信頼できる病院の紹介
トラブル発生 弁護士紹介・家族連絡
治安悪化 避難誘導や現地情報提供

その他の緊急時連絡先

用途 詳細
警察 17 事件・事故の通報
救急 15 急病やけがの際
消防 18 火災時の通報

英語が話せない場合の対応

「Japanese interpreter, please」は通じません。フランス語の翻訳アプリがあると安心です。

あいさつや簡単な会話

日本語 カタカナ読み
こんにちは アニ サバー
ありがとう イニ チェ
さようなら カヌ ゴニ
はい/いいえ ウォウ/アライ
すみません セ シュプレ
トイレはどこ? ワ レ トワレ?
助けてください セクル シルヴプレ
いくらですか? コンビアン サ コウト?

マリではバンバラ語とフランス語が混在しており、どちらでも挨拶が通じます。

マリ人あるある


1. 音楽と踊りが生活の一部

伝統音楽やドラム文化が根付いており、集まりでは自然と歌や踊りが始まります。

2. バンバラ語をよく使う

公用語はフランス語ですが、日常会話では地元言語であるバンバラ語が主に使われています。

3. お茶を何度も飲む文化

「アッタイ」と呼ばれる緑茶を、時間をかけて3回に分けて飲むのがマリ流です。

4. 服装がカラフルで華やか

男女ともにカラフルな民族衣装を好み、日常的にアフリカ布を使った服を着ています。

5. 親族のつながりが強い

親戚がとても多く、冠婚葬祭は何十人もの親戚が一堂に会します。

6. バイクが主な移動手段

都市部でも車よりバイクが多く、ヘルメットなしでの運転が日常茶飯事です。

7. 子どもが元気いっぱい

外で遊ぶ子どもたちの声が常に聞こえ、訪問者にも人懐っこく接してくれます。

8. 市場は朝からにぎやか

ローカルマーケットは毎朝活気にあふれ、地元食材や布などが並びます。

9. 挨拶はとても丁寧

出会い頭に長めの挨拶を交わすのがマナーで、体調や家族の様子まで尋ねることも多いです。

10. 日差しが非常に強い

気温が高いだけでなく紫外線も強いため、帽子やサングラスが必需品です。