ミャンマーのおすすめ観光ガイド

アジアの文化と歴史が息づく国!ミャンマー

ミャンマーは、東南アジアに位置する国で、豊かな歴史と美しい仏教寺院が魅力です。特に、バガンヤンゴンインレ湖が観光名所として知られています。また、ミャンマー料理のモヒンガーシャブシャブも地元の特産です。

ミャンマーの基本情報

  • 正式名:ミャンマー連邦共和国
  • 面積:約67万6,000km2(日本の約1.8倍)
  • 人口:約5400万人(日本の約1/2)
  • 首都:ネピドー
  • 日本からの直行便:あり
  • 時間:約7~8時間
  • 料金:往復約8万円(エコノミー)

代表的な観光地

バガン

数千の仏教寺院が立ち並ぶ壮大な遺跡群で、世界遺産にも登録されています。


ヤンゴン

ミャンマー最大の都市で、シュエダゴン・パゴダなどの歴史的な名所が点在します。


インレ湖

美しい湖と周囲の山々が織りなす風景が魅力的で、静かな自然が楽しめます。

 

治安

ミャンマーの治安は、観光地では比較的良好ですが、一部地域では治安が不安定なことがあります。

ミャンマー全体の治安

  • 観光地は比較的安全: バガンやヤンゴン、インレ湖などの観光地周辺は治安が良好です。
  • 都市部ではスリや詐欺に注意: 特にヤンゴンやマンダレーなどの都市部では軽犯罪や詐欺が発生することがあります。
  • 一部地域で治安に注意: 北部や辺境地域では治安が不安定な場合があります。

都市別の治安状況

ヤンゴン

  • 首都で観光地周辺は比較的安全ですが、都市部ではスリや軽犯罪に注意が必要です。

バガン

  • 観光地として非常に安全で、リラックスして過ごせます。

インレ湖

  • 自然豊かな地域で、治安が非常に良好です。

安全に過ごすためのポイント

  • 貴重品をしっかり管理: 観光地や都市部ではスリに注意。
  • 夜間の外出を控える: 特に都市部では夜間の外出を避け、安全なエリアで過ごすことをお勧めします。

交通手段

ミャンマーの交通手段

バス 都市内や観光地間の移動に便利
タクシー 都市部で利用可能
トゥクトゥク ヤンゴンなどで利用できる便利な交通手段

ライドシェアサービス

Uber 利用不可
現地タクシー 利用可能

旅行者におすすめの使い方

  • 市内移動: タクシーやトゥクトゥクが便利。
  • 観光地間移動: バスやタクシーが便利。

言語

ミャンマーで主に使われる言語

言語 使用地域 使用者率
ビルマ語 全国 広く使用される
英語 都市部や観光地 使用される
民族語 一部地域 使用される
  • ビルマ語が公用語で、ほとんどの人が話します。
  • 英語も都市部や観光地で通じるため、観光地では問題なくコミュニケーションが取れます。
  • 民族語は一部地域で使用される言語です。

気候

ミャンマーの気候の特徴

ミャンマーは熱帯モンスーン気候で、乾季と雨季がはっきり分かれています。年間を通じて暑さがあり、5月以降の雨季にはスコールが多くなります。

年間の気候(ヤンゴンを中心に)

乾季(11~2月) 20~32℃
湿度が低く観光に最適
暑季(3~5月) 28~38℃
非常に暑く日差しも強い
雨季(6~10月) 24~33℃
毎日強い雨が降る日が多い

地域別の気候

地域 特徴
ヤンゴン 暑く湿度が高い。雨季は非常に雨が多い
マンダレー 内陸のため乾燥していて気温は高め
バガン 年間を通して降水量が少ない

電源プラグ

  • ミャンマーの電圧:230V(日本は100V)
  • 最も多いプラグ:タイプC・D・F・G
  • 日本の電化製品は変換プラグが必要
  • 電圧対応も確認を

チップ、水、お酒について

チップ 不要が基本。ただし高級施設では少額渡す
水道水 飲用不可。必ずペットボトル水を使用
お酒 飲酒は合法。ローカルビールが人気

NG行動

日本人がやってしまいがちなミャンマーでのNG行動

NG行動 代わりにすべきこと
仏像に背を向けて写真 正面を向いて礼儀正しく
僧侶に触れる 尊敬の対象なので接触は避ける
帽子・靴のまま寺院へ 必ず脱いでから入る
女性が僧侶に直接物を渡す 男性を通じて渡すのがマナー
頭をなでる 子どもでも頭は神聖なので触らない
恋人と人前でスキンシップ 公の場では慎む

大使館情報/緊急連絡先

在ミャンマー日本国大使館

  • 住所: No.100, Natmauk Road, Bahan Township, Yangon, Myanmar
  • 電話番号: +95-1-549644~8
  • メール: jpembassy@mm.mofa.go.jp

日本大使館を利用すべきケース

パスポート紛失 再発行や渡航書の手続き
事件・事故 通報・現地対応のサポート
病気やけが 病院案内と通訳支援
災害・避難 安全情報と避難先紹介
逮捕や拘束 家族連絡と法的支援

その他の緊急時連絡先

用途 詳細
警察 199 事件・盗難時の通報
救急 192 急病やけがの緊急対応
消防 191 火災や事故の連絡

英語が話せない場合の対応

「Japanese interpreter, please」は通じない場合が多いため、翻訳アプリが必須です。

あいさつや簡単な会話

日本語 カタカナ読み
こんにちは ミンガラーバー
ありがとう チェーズーティンバーデー
さようなら トゥエヤーバメー
はい/いいえ ホウ/マーホウブー
すみません エクスキューズ ミー
いくらですか? ベラウレー?
助けてください チェーアミャ
トイレはどこ? シュエチャウンベマレー?

ビルマ語が主流ですが、簡単な英語も都市部では通じます。

ミャンマー人あるある


1. 仏教の信仰がとても深い

日常の多くが仏教と関係しており、僧侶や寺院を非常に尊重する文化があります。

2. おでこに白い粉を塗る

タナカという木をすりつぶした粉を日焼け止め・美容目的で顔に塗ります。

3. 国民の多くがロンジーを着る

男女ともに腰巻き布「ロンジー」を日常的に着用しており、とても機能的です。

4. 街中で葉巻を噛む人が多い

「キンマ」と呼ばれる噛みたばこを愛用しており、口を真っ赤にしている人も多いです。

5. 時間におおらか

多少の遅れは気にしない文化があり、「ゆっくり」した生活スタイルが一般的です。

6. 家族とのつながりが強い

三世代同居も多く、親族との絆や支え合いを重視する風習があります。

7. 満月の日が特別

満月の日は仏教の祝日とされ、寺院での参拝や祭りが盛大に行われます。

8. 頭に物を乗せて運ぶ

市場などでは男女問わず、頭の上に荷物を載せてバランスよく歩く姿が見られます。

9. 食事は手で食べる

スプーンやフォークもありますが、特に家庭では右手で食べるのが一般的です。

10. 電気や水道が不安定な地域がある

都市部でも停電や断水が起こることがあり、旅行中は対策が必要です。