中央アジアの謎多き砂漠の国!トルクメニスタン
トルクメニスタンは中央アジアに位置する神秘的な国。広大なカラクム砂漠や燃え続ける「地獄の門」など、個性的な景観が特徴です。
トルクメニスタンの基本情報
- 正式名:トルクメニスタン
- 面積:約49.1万km2(日本の約1.3倍)
- 人口:約640万人(日本の約1/20)
- 首都:アシガバート
- 日本からの直行便:なし(経由便)
- 時間:約15~20時間
- 料金:往復約20万円(エコノミー)
代表的な観光地
地獄の門(ダルヴァザ)
天然ガスが燃え続ける巨大クレーター。夜間の光景は圧巻。
アシガバート(Ashgabat)
大理石建築物が並ぶ首都で、世界一の白い街として知られています。
メルヴ遺跡(Merv)
世界遺産に登録されたシルクロードの古代都市跡。
治安
トルクメニスタンは比較的治安の良い国ですが、政治的な制約が多いため注意が必要です。
トルクメニスタン全体の治安
- 比較的安全:犯罪率は低く、観光地では安心できる
- 軽犯罪は少ない:スリや盗難なども比較的稀
- 規則の厳格さに注意:写真撮影や行動制限には注意が必要
都市別の治安状況
アシガバート
- 治安は良好だが、夜間は最低限の注意が必要
地方観光地
- 基本的に安全で、観光時に特に問題はない
安全に過ごすためのポイント
- 政府や警察の指示に従う:政治的規制を尊重する
- 夜間外出は控える:念のため、夜間は宿泊施設周辺のみ
- 現地ガイドを利用する:安心して観光を楽しむため推奨
交通手段
トルクメニスタンの交通手段
バス | 都市内・都市間の移動手段 |
タクシー | 交渉制が一般的 |
鉄道 | 主要都市間で利用可 |
レンタカー | 観光地巡りに便利だが規制あり |
国内線 | 都市間移動に便利 |
ライドシェアサービス
- トルクメニスタンではライドシェアサービスはありません。
旅行者におすすめの使い方
- 都市内移動:タクシーが便利(事前交渉推奨)
- 都市間移動:国内線航空便または鉄道がおすすめ
- 観光地巡り:現地ガイド付きの車両手配が安全で便利
言語
トルクメニスタンで主に使われる言語
言語 | 使用地域 | 使用率 |
---|---|---|
トルクメン語 | 全国 | 90% |
ロシア語 | 都市部 | 50% |
英語 | 観光施設 | 限定的 |
- トルクメン語が公用語で全国的に使われる
- 都市部や観光地ではロシア語がよく通じる
- 英語は限られるため、基本的なロシア語かトルクメン語を覚えると便利
気候
トルクメニスタンの気候の特徴
トルクメニスタンは乾燥した大陸性気候で、暑い夏と寒い冬が特徴です。国土の大部分は砂漠地帯であり、日中は非常に高温、夜間は涼しくなることが一般的です。
年間の気候(アシガバットを中心に)
冬(12~2月) | 2~12℃ 寒さが厳しく、特に夜間は氷点下になることが多い。 |
春(3~5月) | 12~20℃ 乾燥しており、昼夜の温度差が大きい。 |
夏(6~8月) | 25~40℃ 日中は非常に暑く、砂漠地帯では40℃を超えることも。 |
秋(9~11月) | 15~25℃ 日中は暖かく、夜間は涼しい。 |
電源プラグ
- トルクメニスタンの電圧:220V(日本は100V)
- 最も多いプラグ:タイプC(日本はタイプA)
- スマホ、パソコン充電:そのまま使える場合が多い
- 日本式のコンセント:変換プラグが必要
チップ、水、お酒について
チップ | 5-10% レストランやタクシーでの支払い時に一般的 |
水道水 | 飲むのに適さない場合が多い。ボトル水を購入するのが一般的。 |
お酒 | 購入には21歳以上が必要で、レストランやバーで販売されています。 |
NG行動

日本人がやってしまいがちなトルクメニスタンでのNG行動
公共の場での大声 | トルクメニスタンでは公共の場で静かにすることが一般的です。 |
無断で写真を撮る | 特に政府の建物や軍事施設などでの撮影は避けましょう。 |
地元の文化を軽視する | 地元の宗教や文化に配慮し、無神経な行動を避けましょう。 |
大使館情報/緊急連絡先
在トルクメニスタン日本国大使館
- 住所: 37, Bitarap Turkmenistan Avenue, Ashgabat, Turkmenistan
- 営業時間: 月~金 09:00-17:00(受付:09:00-12:00、13:00-16:30)
- 電話番号: +993-12-401-615
緊急連絡先
- 警察・救急車・消防: 102
- 警察(非緊急): +993-12-351-999
- 医療相談(非緊急): +993-12-390-343
あいさつや簡単な会話
こんにちは | Salam (サラム) |
ありがとう | Teşekkür ederim (テシュェッキュール エデリム) |
お願いします | Lütfen (ルトフェン) |
すみません | Afedersiniz (アフェデルスィニズ) |
お元気ですか? | Nasılsınız? (ナスルスィニズ?) |
お会計お願いします | Hesap lütfen (ヘサプ ルトフェン) |
水をください | Su alabilir miyim? (ス アラビリ ミィム?) |
トルクメニスタン人あるある
1.「誇り高い国民性」
トルクメニスタン人は自国の歴史と文化を非常に誇りに思っており、特に独立記念日などでは国を代表する儀式を大切にします。
2.「非常に規律正しい」
国民は礼儀やマナーを守ることが重要視され、公共の場ではお互いに対して尊敬の気持ちを持って接することが一般的です。
3.「社会的なネットワークを大切にする」
トルクメニスタンでは親しい関係を築くことが重要とされ、友人や親戚とのネットワークを重視しています。
4.「お祝いごとには参加する」
結婚式や誕生日など、祝事がある際は地元の人々が盛大にお祝いし、招待されれば必ず参加することが期待されます。
5.「食事のマナー」
食事中は静かに食べることが一般的で、大声で話すことは避けられます。食事の前に「Afiyet olsun(アフィエット オルスン)」という言葉を使います。
6.「政府関連の行事には参加する」
政府の行事や儀式には多くの人々が参加し、国家の指導者に対して非常に尊敬の念を持っています。
7.「伝統文化を守る」
トルクメニスタンの人々は伝統的な衣服や音楽、踊りを大切にしており、観光客にもその文化を共有します。
8.「一度招かれると家族の一員」
一度家に招かれると、非常に親切に扱われ、家族の一員のように歓迎されます。
9.「野外活動が好き」
特に砂漠地帯に住む人々は、野外活動やハイキングが好きで、自然を楽しむ時間を大切にします。
10.「お土産に重きを置く」
訪問先でのお土産は大切にされ、特に伝統的な工芸品や地元で作られた商品が喜ばれます。