気候
イギリスの気候の特徴
イギリスは年間を通じて比較的温暖で湿度が高いのが特徴です。四季はあるものの、日本ほどはっきりしておらず、曇りや雨の日が多いです。
年間の気候(ロンドンを中心に)
冬(12~2月) | 2~8℃ 雪は少なく雨が多い 朝晩は冷え込むが東京より寒くない |
春(3~5月) | 5~15℃ 暖かくなり日が長くなる 桜や花が咲くが雨も多い |
夏(6~8月) | 15~25℃ 最高30℃前後になることも 湿度が低く過ごしやすいが熱波が発生することも |
秋(9~11月) | 10~15℃ 冷え込みが増え雨が多い 日照時間が短くなる |
地域別の気候
地域 | 特徴 |
---|---|
ロンドン | 比較的温暖で降水量は少なめ。ただし冬は曇りがちで日照時間が短い。 |
マンチェスター | 雨が多いことで有名。「いつも曇っている」と言われるほど。 |
スコットランド | 冬は寒く、雪が降ることも。夏でも涼しい。 |
ウェールズ | 雨が非常に多く、湿度が高い。冬は風も強い。 |
南西部 | 比較的温暖で、冬でも0℃以下になることは少ない。夏は涼しく快適。 |
電源プラグ
- イギリスの電圧:230V(日本は100V)
- 最も多いプラグ:タイプI(日本はタイプA)
- スマホ、パソコン充電:そのまま使える場合が多い
- 日本式のコンセント:変換プラグが必要
チップ、水、お酒について
チップ | 基本不要 高級店やタクシーは10%程度 |
水道水 | 飲める 硬水の地域あり |
お酒 | 18歳以上購入可 スーパーやパブで販売 |
NG行動
日本人がやってしまいがちなイギリスでのNG行動
チップを払わない | 10%程度を渡す |
列に割り込む | 必ず最後尾に並ぶ |
過剰なお辞儀 | 笑顔で「Thank you」 |
大声を出す | 電車やバスでは控えめに話す |
エスカレーター | 立ち止まるときは左側 |
現金しか持たない | クレジットカードや電子決済 |
大使館情報/緊急連絡先
在イギリス日本国大使館
- 住所: 101-104 Piccadilly, London W1J 7JT
- 営業時間: 月~金 09:30-18:00(受付:09:30-16:30)
- 電話番号: 020-7465-6500
在エディンバラ日本国総領事館
- 住所: 2 Melville Crescent, Edinburgh EH3 7HW
- 営業時間: 月~金 09:30-13:00、14:00-17:30
- 電話番号: 0131-225-4777
緊急連絡先
- 警察・救急車・消防: 999
- 警察(非緊急): 101
- 医療相談(非緊急): 111
あいさつや簡単な会話
こんにちは | ハロー |
ありがとう | サンキュー |
お願いします | プリーズ |
すみません(呼びかけ) | エクスキューズ ミー |
すみません(謝罪) | ソーリー |
メニューをください | キャン アイ ハブ ア メニュー? |
おすすめは何? | ホワット ドゥー ユー レコメンド? |
水をください | キャン アイ ハブ サム ウォーター? |
お会計お願いします | キャン アイ ハブ ザ ビル プリーズ? |
タクシーを呼んで | キャン ユー コール ア タクシー? |
ここで降ります | アイル ゲット オフ ヒア |
どこで降りればいい? | ホエア シュッド アイ ゲット オフ? |
トイレはどこですか? | ホエア イズ ザ トイレット? |
イギリス人あるある
1. 会話のきっかけは「天気の話」
イギリスでは、初対面の人とも「今日は寒いですね」「雨が降りそうですね」といった天気の話をするのが一般的です。これが挨拶の一環として定着しており、会話を円滑に進めるための重要な要素とされています。
2. 「Sorry」を頻繁に使う
イギリスの方々は「Sorry(すみません)」という言葉をよく使います。例えば、誰かと少しぶつかってしまったときや、相手に何か尋ねる際に「Sorry」と言うことが多いです。
3. パブではセルフサービスが基本
イギリスのパブでは、席で店員を待つのではなく、自分でカウンターまで行って注文し、その場で支払うのが一般的です。
4. レストランの水は常温が多い
イギリスのレストランでは、日本のように冷たい水が無料で提供されることはあまりなく、頼んだとしてもぬるい水が出てくることが多いです。
5. チップは基本不要ですが、例外もあり
イギリスでは、一般的なレストランやカフェではチップは不要ですが、高級レストランやタクシーでは10%程度のチップを渡すのがマナーです。
6. トイレを探す際は「Toilet」と伝える
イギリスでは「バスルーム」や「レストルーム」ではなく、「Toilet」と言うのが一般的です。
7. エスカレーターの立つ位置に注意
ロンドンでは「右側に立ち、左側を空ける」のがルールですが、他の都市では「左側に立ち、右側を空ける」という場合もあります。
8. スーパーのレジ袋は有料
イギリスのスーパーでは、レジ袋が有料で、多くの現地の人はエコバッグを持参しています。
9. 市販のペットボトルのお茶は甘いことが多い
イギリスで売られている緑茶や紅茶には、ほとんど砂糖が入っています。
10. 信号が青でも車に注意が必要
イギリスでは信号が青でも車が来ることがあるため、横断する際は左右をしっかり確認することが大切です。