ブルネイ・ダルサラームのおすすめ観光ガイド

東南アジアの豊かな文化!ブルネイ・ダルサラーム

ブルネイ・ダルサラームは、ボルネオ島に位置する小さな国で、豊かな文化と豊富な天然資源が魅力です。特に、バンダルスリブガワンオマール・アリ・サイフディン・モスクなどが観光名所で、イスラム文化や美しい建築に触れることができます。また、ブルネイ料理のナシ・アラブクレイフィッシュも地元の特産です。

ブルネイ・ダルサラームの基本情報

  • 正式名:ブルネイ・ダルサラーム国
  • 面積:約5,700km2(日本の約0.015倍)
  • 人口:約44万人(日本の約1/300)
  • 首都:バンダルスリブガワン
  • 日本からの直行便:あり
  • 時間:約6~7時間
  • 料金:往復約8万円(エコノミー)

代表的な観光地

オマール・アリ・サイフディン・モスク

ブルネイで最も美しいモスクの一つで、金色のドームが特徴です。


バンダルスリブガワン

ブルネイの首都で、近代的な建物と歴史的な文化が調和した都市です。


ブルネイ博物館

ブルネイの歴史や文化を学べる博物館で、展示物が充実しています。

 

治安

ブルネイ・ダルサラームの治安は非常に良好で、観光地でも安心して過ごせます。

ブルネイ・ダルサラーム全体の治安

  • 観光地は非常に安全: バンダルスリブガワンやオマール・アリ・サイフディン・モスク周辺は治安が良好です。
  • 都市部は非常に安全: ブルネイ全土で治安が安定しており、犯罪の発生率が非常に低いです。
  • 夜間の外出も安心: 治安が良いため、夜間でも安心して外出できます。

都市別の治安状況

バンダルスリブガワン

  • ブルネイの首都で観光地周辺は非常に安全です。

他の都市

  • ブルネイ全土で治安は非常に良好です。

安全に過ごすためのポイント

  • 貴重品をしっかり管理: 観光地や都市部ではスリに注意。
  • 夜間の外出でも安心: 観光地周辺では治安が良いため、夜間の外出も問題ありません。

交通手段

ブルネイ・ダルサラームの交通手段

バス 都市内や観光地間の移動に便利
タクシー 都市部で利用可能
自転車 都市部や小さな街で便利

ライドシェアサービス

Uber 利用不可
現地タクシー 利用可能

旅行者におすすめの使い方

  • 市内移動: タクシーやバスが便利。
  • 観光地間移動: バスや自転車が便利。

言語

ブルネイ・ダルサラームで主に使われる言語

言語 使用地域 使用者率
マレー語 全国 広く使用される
英語 都市部や観光地 使用される
中国語 一部地域 使用される
  • マレー語が公用語で、ほとんどの人が話します。
  • 英語も広く通じるため、観光地や都市部では問題なくコミュニケーションが取れます。
  • 中国語は一部地域で使用される言語です。

気候

ブルネイの気候の特徴

ブルネイは赤道に近い熱帯雨林気候で、1年を通して高温多湿です。季節の変化は少なく、年間を通じて降水量が多く、特に11月〜1月に雨が多くなります。

年間の気候(バンダルスリブガワンを中心に)

1〜12月 24~32℃
年間を通じて気温が安定。湿度も高い
雨季(11~1月) 豪雨やスコール
道路冠水することもある
乾季(2~5月) 晴天が多い
比較的観光に適した時期

地域別の気候

地域 特徴
首都圏 都市部でも自然が多くスコールに注意
沿岸部 湿度が高く、風が通ると涼しさもある
森林地帯 降水量が特に多く、蚊や虫対策が必要

電源プラグ

  • ブルネイの電圧:240V(日本は100V)
  • 最も多いプラグ:タイプG(日本はA)
  • 変換プラグ必須
  • ドライヤーなどは変圧器も要確認

チップ、水、お酒について

チップ 基本不要。高級店で渡す人もいる
水道水 飲用可だがミネラルウォーター推奨
お酒 国教がイスラム教のため販売禁止(非ムスリムは持ち込み可)

NG行動

日本人がやってしまいがちなブルネイでのNG行動

NG行動 代わりにすべきこと
公共の場でお酒を飲む 非ムスリムでも外では禁止
短パンやタンクトップで外出 露出の少ない服を心がける
異性に軽々しく触れる 握手やハグも避けたほうが良い
金曜日の昼に騒ぐ 礼拝の時間を避けて行動
モスクで帽子をかぶる 入口で脱帽・靴を脱ぐ
現地の人の写真を無断で撮る 必ず許可を取る

大使館情報/緊急連絡先

在ブルネイ日本国大使館

  • 住所: No.33, Simpang 122, Jalan Tutong, Bandar Seri Begawan BA2312, Brunei Darussalam
  • 電話番号: +673-222-9265
  • メール: jpembassy@bn.mofa.go.jp

日本大使館を利用すべきケース

パスポートの紛失 再発行・渡航書手配
犯罪・トラブル 警察通報と法的支援
病気・けが 病院紹介と保険対応
拘束時 通訳・家族への連絡
災害発生 避難指示・安全情報

その他の緊急時連絡先

用途 詳細
警察 993 事件・犯罪
消防 995 火災・救助
救急 991 急病・けが

英語が話せない場合の対応

「Japanese interpreter, please」と伝えましょう。英語も通じますが、場面により翻訳アプリも併用を。

あいさつや簡単な会話

日本語 カタカナ読み
こんにちは スラマッ パギ
ありがとう テリマカシ
さようなら スラマッ ジャラン
はい/いいえ ヤ/ティダ
すみません マアフ カン
助けてください トロン サヤ
いくらですか? ブラパ ハルガニャ?
トイレはどこ? ディマナ トワレット?

簡単なマレー語で親しみがわきます。笑顔も忘れずに。

ブルネイ人あるある


1. お祈りの時間は優先される

イスラム教徒が多数の国なので、金曜の礼拝や1日5回の祈り時間が生活の中心です。

2. 車社会で移動は基本クルマ

公共交通機関が少なく、多くの人が自家用車を利用して移動しています。

3. 街がとても静か

夜は早く店が閉まり、騒音や夜遊びも少なく落ち着いた雰囲気です。

4. ガソリンが驚くほど安い

産油国のため燃料が非常に安く、車を頻繁に使う生活スタイルに直結しています。

5. 国王への敬意が深い

国王に対して国民は絶大な尊敬を持ち、写真やニュースにも頻繁に登場します。

6. 伝統衣装を日常的に着用

男性はバジュ・メラユ、女性はバジュ・クロンを着ている姿をよく見かけます。

7. ゴミが少なく街がきれい

清掃意識が高く、ごみのポイ捨ても少ないため街並みが整っています。

8. 屋台文化は少ない

他の東南アジア諸国とは異なり、ブルネイでは屋台や夜市があまり見られません。

9. アルコールの文化がない

イスラム教の影響でお酒を飲まない人がほとんど。非ムスリムも外では控える必要があります。

10. 宗教に関連する行事が多い

ラマダンや断食明けの祝祭など、年間を通じてイスラム教のイベントが多数あります。