コロンビアの治安
コロンビアは南米北西部に位置し、豊かな文化と自然が魅力の国です。
治安は過去に比べ大幅に改善していますが、依然として一部都市部では軽犯罪や麻薬関連犯罪が報告されるため、訪問者は最新の安全情報を確認することが必要です。
外務省発表の危険レベル
コロンビアは「十分注意してください(レベル2)」に分類されています。
主要都市部は概ね安全ですが、特定地域では治安が不安定な場合があるため、渡航前に最新情報の確認が求められます。
参考:外務省海外安全ホームページ
10万人あたりの殺人率
世界40位/177国中
殺人事件 約2.8件 / 10万人中(最新統計)
参考:世界銀行:コロンビアの殺人率
世界平和度指数
世界75位/163国中
※順位が高いほど平和
参考:Global Peace Index 2024
戦争が起きている地域はある?
国内は概ね平和
コロンビア国内では大規模な戦争は発生していませんが、かつての麻薬戦争の名残として、一部地域で局所的な武装衝突や暴動が起こることがあります。主要都市は警察の取り締まりが徹底され、全体としては改善が進んでいますが、特定地域の状況は常に変動するため、渡航者は最新の安全情報を確認する必要があります。
国境地域の安全性
コロンビアは隣国との国境において、歴史的な摩擦や麻薬関連犯罪が原因で、局所的な治安リスクが生じる場合があります。政府は国境管理を強化していますが、渡航者は国境付近の最新情報を入手し、危険地域には近づかないよう十分に注意する必要があります。
都市部での偶発的事件
主要都市では、時折デモや抗議活動が発生し、短期間ながら局所的な混乱が起こることがあります。迅速な警察対応により大部分は収束しますが、渡航者は通常の安全対策を講じ、常に最新情報を確認することが重要です。
ギャング、マフィア、やくざはいる?
組織犯罪の影響は限定的
コロンビアでは、過去に大規模なギャング組織が存在していたものの、現在は政府の厳しい取り締まりと国際協力により、組織犯罪の影響は大幅に低下しています。犯罪は主に軽犯罪にとどまり、訪問者に対する直接的なリスクは極めて低いです。
地域密着型の軽犯罪グループ
一部の都市部では、地域に根ざした軽犯罪グループが活動しており、窃盗や詐欺が発生する場合がありますが、これらは迅速な警察の取り締まりにより、全体としての影響は限定的です。通常の安全対策で十分にリスクを回避できます。
最新安全対策の実施
コロンビア政府は最新の監視技術と厳重な治安対策を導入しており、国際的な安全保障の枠組みの中で治安維持に努めています。訪問者は基本的な安全対策を講じることで、安心して滞在できる環境が整えられています。
コロンビアの最近の重大事件
- 2024年3月:ボゴタでの窃盗事件激増
ボゴタ中心部で窃盗事件が多発し、複数の旅行者が被害に遭いました。
参考)ロイター - 2023年12月:地方での暴動発生
辺境地域で抗議活動が暴動に発展し、住民が避難しました。
参考)ロイター
まとめ
コロンビアは豊かな文化と自然が魅力ですが、地域によって治安状況にばらつきがあるため、渡航前の最新情報の確認と十分な安全対策が不可欠です。
最新情報の確認と基本的な安全対策を徹底することで、安心して訪問できる環境が整えられます。