インド洋の楽園!モーリシャス
モーリシャスは美しいビーチ、豊かな自然、多文化が融合する魅力的なリゾート地として知られる島国です。
モーリシャスの基本情報
- 正式名:モーリシャス共和国
- 面積:約2,040km2(東京都の約1.1倍)
- 人口:約130万人(日本の約1/100)
- 首都:ポートルイス
- 日本からの直行便:なし(経由便)
- 時間:約18~22時間
- 料金:往復約20万円(エコノミー)
代表的な観光地
ル・モーン山(Le Morne Brabant)
ユネスコ世界遺産に登録されている美しい山で、登山やパラグライダーが楽しめる。
グランベ湖(Grand Bassin)
ヒンズー教の聖地で、多くの巡礼者が訪れる神聖な湖。
シャマレルの七色の大地(Chamarel Seven Coloured Earths)
自然の地層が作り出した七色に輝く不思議な丘。
治安
モーリシャスは比較的治安が良いですが、観光地ではスリや詐欺に注意が必要です。
モーリシャス全体の治安
- 観光地は安全:リゾートエリアは警備がしっかりしている
- スリや置き引きに注意:市場やバスターミナルでは警戒が必要
- 夜間の一人歩きは避ける:特に都市部や人気のない場所では注意
都市別の治安状況
ポートルイス
- 昼間は安全だが、夜は人通りの少ないエリアに注意
グランベ
- 観光地として人気だが、スリには注意が必要
安全に過ごすためのポイント
- 貴重品は肌身離さず持つ:スリや置き引きに注意
- 夜間は信頼できる交通手段を利用:タクシーやホテルの送迎を利用
- 現地の治安情報を事前にチェック:観光エリアごとの安全情報を把握
交通手段
モーリシャスの交通手段
バス | 都市間・市内移動に利用 |
タクシー | 観光地で利用可(料金交渉が必要) |
レンタカー | 自由に観光できるが左側通行に注意 |
フェリー | 近隣の島々への移動手段 |
ライドシェアサービス
- モーリシャスではUberは利用不可だが、地元のタクシーアプリが利用可能。
旅行者におすすめの使い方
- 都市内移動:バスが安価で利用しやすい
- 観光地巡り:タクシーが便利だが、料金は交渉制
- 島全体を巡るならレンタカー:自由に動きやすい
言語
モーリシャスで主に使われる言語
言語 | 使用地域 | 使用率 |
---|---|---|
英語 | 公用語・教育 | 90% |
フランス語 | ビジネス・観光 | 80% |
モーリシャス・クレオール語 | 日常会話 | 95% |
- 英語が公用語であり、ビジネスや教育で広く使われる
- フランス語は観光やメディアで多く使われる
- モーリシャス・クレオール語が日常会話で最も使われる
気候
モーリシャスの気候の特徴
モーリシャスは南半球に位置し、熱帯海洋性気候に属しています。一年を通して温暖で湿度が高く、雨季と乾季がはっきり分かれています。海風が心地よく、ビーチリゾートとして人気です。
年間の気候(ポートルイスを中心に)
冬(6~9月) | 17~24℃ 乾季で涼しく過ごしやすい |
春(10~11月) | 20~28℃ 気温が上昇し始める |
夏(12~3月) | 24~32℃ 湿度が高く雨が多い |
秋(4~5月) | 21~28℃ 気温が下がり、晴れの日が多い |
地域別の気候
地域 | 特徴 |
---|---|
ポートルイス | やや乾燥しており、雨は少なめ |
セントラル高地 | 標高が高く、涼しくて雨が多い |
南部沿岸 | 風が強く、湿度が高め |
電源プラグ
- モーリシャスの電圧:230V(日本は100V)
- 最も多いプラグ:タイプC/G
- 変換プラグが必要。日本の電化製品には注意
- ホテルではマルチ対応が多い
チップ、水、お酒について
チップ | 基本不要だが高級レストランでは5〜10%程度 |
水道水 | 飲用は避け、ボトル水の利用が安全 |
お酒 | 18歳以上から購入可。ラム酒が名物 |
NG行動
日本人がやってしまいがちなモーリシャスでのNG行動
NG行動 | 代わりにすべきこと |
---|---|
ビーチでゴミを放置 | 必ず持ち帰り、自然保護を意識する |
裸での移動 | ビーチ以外では上着を羽織る |
宗教施設で騒ぐ | 静かに、帽子や靴を脱ぐのが礼儀 |
両替せずに現地通貨不足 | 小額紙幣を用意しておくと安心 |
現地語に無関心 | あいさつ程度でも現地語で話すと喜ばれる |
公共の場で喫煙 | 禁煙エリアを確認してから吸う |
大使館情報/緊急連絡先
在マダガスカル日本国大使館(モーリシャスを兼轄)
- 住所: Villa A, Lot II M 85, Antananarivo 101, Madagascar
- 電話番号: +261-20-22-487-72
- メール: jpembassy@mg.mofa.go.jp
日本大使館を利用すべきケース
パスポート紛失 | 渡航書・再発行の手続き |
けが・病気 | 医療機関の案内と通訳サポート |
事件・事故 | 警察・保険会社への連絡支援 |
災害時 | 避難ルート案内と安否確認 |
拘束・逮捕 | 家族への連絡・法的支援 |
その他の緊急時連絡先
用途 | ☎ | 詳細 |
---|---|---|
警察 | 999 | 犯罪やトラブルの通報 |
救急 | 114 | 事故や急病時の対応 |
消防 | 115 | 火災や自然災害時の対応 |
英語が話せない場合の対応
「Japanese interpreter, please」は通じない可能性あり。フランス語翻訳アプリが役立ちます。
あいさつや簡単な会話
日本語 | カタカナ読み |
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こんにちは | ボンジュール |
ありがとう | メルシー |
さようなら | オーヴォワール |
はい/いいえ | ウィ/ノン |
すみません | エクスキューゼ モア |
いくらですか? | コンビヤン サ コート? |
トイレはどこ? | ウ セ トワレット? |
助けてください | オ セクール! |
フランス語が広く使用されており、挨拶はフランス語が基本です。
モーリシャス人あるある
1. 笑顔とフレンドリーさが魅力
初対面でもにこやかに接してくれ、気さくな雰囲気が旅人を安心させてくれます。
2. 多文化が混在している
インド系、アフリカ系、ヨーロッパ系など、さまざまな民族が共存しています。
3. ごはんはスパイシーが基本
インドの影響を受けたスパイシー料理が多く、香辛料の風味が特徴です。
4. 海が生活の一部
漁業、観光、レジャーなど、海との関わりが非常に深い生活を送っています。
5. 公共交通はミニバスが主流
ローカルバスでの移動が一般的で、時刻通りに来ないのもご愛嬌です。
6. 手作りのお菓子が豊富
サモサや甘い揚げ菓子など、家庭でも手作りされることが多いです。
7. 英語とフランス語が混ざる
日常会話では英語とフランス語をミックスして話す人も多いです。
8. 音楽と踊りが好き
セガという伝統舞踊は特に有名で、祭りやイベントで披露されます。
9. のんびりした時間の流れ
急がない文化で、バスやレストランの待ち時間もゆったりしています。
10. 宗教的な寛容さがある
ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教など、多宗教が共存しています。